片手でいくつまで数えられるか。

生徒が休み時間にゲームをしていました。
指を立て、「これは3,これは19,じゃこれは?」(下図)

これは3 これは19 じゃこれは?

一時期こんなゲームが流行っていたことがありました。
いくつかの例から規則性を見つけ答えを当てるわけですが、このとき何気なく見ていたら気付きました。
(もちろん上の3つだけでわかったわけではないのですが)
「ああ、二進法だな。」
生徒の中でなかなか正解が出ないようだったので、得意げに私は近づき、
「それは、22だ。」
と当ててしまいました。

みなさんはおわかりでしょうか。

このとき出題者の例をいくつも見ているうちに立てた指に決まった数が対応しているのに気付いたのです。
(たとえば上の例で、小指を立てたら16増える。すなわち小指は16を表す。)
あとは他の指がどの数に対応しているかに気をつけてみていれば良く、最終的に右図のように指に数が対応していることがわかりました。

したがって上の「じゃこれは?」は、2+4+16より22となります。

立てた指が他の数に対応していたのではそれだけのことなのですが、1,2,4,8,16に対応し2進法になっているというのは大変面白いと思いました。誰が最初に考えたのでしょうか。

我々は指を使って数を数えるとき、立てた指の本数に数を対応させ、どの指が立っているかなどは気にしません。
そのため片手で数えられる数は5,又は10です。(10のときははじめは指を折り、5まで数えた後は指を立てていく。)
しかし上のように立てた指に数を対応させると2進法になっているため、0から31までのそれぞれの数を1通りの指の立て方で表すことができるわけです。数によっては、指を立てるのに苦労することもありますが、片手で31まで数えられるなんて面白くありませんか。
さらに両手を用いて32,64,128,256,512を指に対応させれば、両手で1023まで数えられることになります。

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