恩田町とあかね台、奈良谷戸

探索日:2000年8月中旬


  こどもの国のあるバリバリの新興住宅街の太い道を車で南下してくると、突然地形の
  はっきりした下り坂となります。約20秒ほどだが深いところを通り、また道が登りになる
  と新しい住宅地に飛び込みます。気になるところです。
  地図を見てわかるように恩田町の中央部分があかね台という新興住宅地となっています。
  先述の下り坂は、高台から大きな谷戸へすとんとまっすぐ降りてきているのですね。町田に
  つながる谷戸は、無知識でたどりついたせいか久しぶりに感動マークでした。

あかね台
 宅地は整備されており、どこにでもある風景です。駅から一番遠い方はまだ空き地の方が多い。
 2丁目23番地付近から長津田方面を見ています。



高台から西を見る
 あかね台の北辺の道だけはうねりがあり、明らかに以前からある道です。ここを登りきると大き
 な畑が現れました。写真は、あかね台の一番はずれから原町田方面を見たものです。下の恩田川
 とは標高差50mもあります。ところでこの道は尾根の反対側は土道で、幅2mほど。大きな
 わだちのようで森へ吸い込まれていきます。あとで古地図を見ると山と田畑しかない時から存在
 する抜け道でした。このすぐ脇で宅地開発が始まっていたのでもうすぐ消えるかもしれません。


東雲寺
杉山神社
 渋い道を降りていくと、東雲寺がありました。のぞいただけですが整然かつ重みが感じられまし
 た。ふと脇を見るとなぜか寺の門前に神社(杉山神社)があり不自然です。石碑を読むと住宅地
 開発のため移転させられたとあります。古地図によると旧位置は、現成瀬二丁目で旧集落の北端
 ですね。二つの石碑を読むと移転は不本意だったのかなーと思いました。


奈良谷戸の民家
 山沿いの車道を北に向かいます。新しい住宅地に囲まれてはいますがここだけはなぜか家並みな
 どなつかしい風景です。ここは、旧住所でいえば奈良谷戸なのです。奇跡的にここだけ古い町並み
 が残っています。南北約2kmの細長い谷戸の南端に集落は位置していたようです。谷戸の最上
 流は現成瀬台の北端、谷戸の記号は水田だけで建物は一切なかった。


尾根の広場
 成瀬三丁目で方向転換。こちらは特に新しい住宅地だが、山にあがる地元道をめざとく発見しま
 した。子供の探検道だろうと思ってつき進んでいくと尾根に出て、植物を管理している土地があ
 りました。地元の植生を残したいとのこと。さらに進むと広場が。


恩田の谷戸
 ちょっと進むと谷戸を広大に見渡せるところにいきなり飛び出し、びっくり。はじめ自分がどこ
 の土地にいるのかと混乱。横浜市恩田町1752番地付近です。


恩田の谷戸2
 快適な土の道を南下。立て札などを見ると、町田側の住人がこの土地をかなり気にいっていて
 横浜側の地主さんがそれに応えている様子がうかがえます。柵などなく気持ちがよい。
 景色を眺めながらしばし進むとあかね台に戻ることができました。



トップに戻る