チェリーアベニュー動物病院 Cherry Avenue Animal Hospital Veterinary Dental Service  内科、外科、皮膚科、動物歯科、トリミング、ペットホテル

ト ピ ッ ク ス

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フェレットの病気の予防について

当院には多くのエキゾチックペット(小鳥、うさぎ、ハムスター、亀など)が来院します。その中でもフェレットは犬や人間と相互に病気を伝播しあうという点で特異な動物です。

人から伝染る病気にはインフルエンザがあります。フェレットから人間に感染することもありますが人がフェレットにインフルエンザを伝染してしまって重症になることのほうが多いようです。

犬と共通する病気にはフィラリア症とジステンパーがあります。フィラリア症に関しては犬と同様毎月1回薬を飲ませることにより予防します。

ジステンパーはフェレットにとってたいへん恐ろしい病気です。一度発症してしまうと致命的です。犬と同様ワクチンにより予防します。



 ペインコントロールについて

最近人の医療でも話題になっているペインコントロールについて少しお話ししたいと思います。

動物の痛みに対する反応はさまざまで、なかには一見まったく痛みを感じていないようにみえて実際は強い痛みを感じていることがあります。過去においては動物は人間とちがって痛みに対して鈍感でそれらをコントロールすることは不要であるように思われていた時期もあったようです。

しかし心電図、血圧、赤血球酸素飽和度(SPO2)、肺胞内二酸化炭素濃度(カプノグラフィー)などのモニター類が使用されるようになるとともに、たとえ全身麻酔下にあっても動物は痛みに対して敏感に反応することがわかってきました。そこで動物にたいして安全にかつ極力不快感を与えずに外科処置を行うために人間と同様のペインコントロールという概念が獣医療にも導入されてきました。

具体的には術前、術中、術後の各段階において何種類かのタイプの違う薬品を使用します。最も一般的に使用される薬はNSAIDと呼ばれる非ステロイド性抗炎症薬、局所麻酔薬そしてモルヒネ、ブトルファノールなどオピオイドと呼ばれる薬品群です。

こうした薬を症状に応じて使用することによって動物の苦痛をやわらげ、全身麻酔薬の量も劇的に減らすことができるようになってきました。

また最近多くみられる老齢動物の関節疾患の痛みもペインコントロールの応用で軽減することができるようになり、老齢動物の生活の質(QOL)が格段に改善されてきました。