| @ | 廃油 捨てずにとっておいた食用油(その他の油は使用不可) | 3リットル |
| A | 苛性ソーダ 薬局で1袋500g入りのものを購入(350円ぐらい) | 500g |
| B | 水 井戸水または水道水 | 0.945リットル |
| C | 牛乳パック ありふれた普通の1リットルのもの | 4個 |
我が家ではこれらの割合でず〜っと作り続けていて、下記の基本的なポイントさえ手を抜かなければ失敗はしないと思います。
いっぺんに4リットルもの石鹸が出来上がってしまいますが、苛性ソーダを残さず使い切る主旨でこの割合に定着しました。
作り始めた頃は、割合がわからず失敗もありましたが現在では安定して作れるようになりました。
もちろん、比率が同じなら少量の石鹸づくりも可能ですが、作るときの手間、後片付けは作る量の多さにかかわらず同様にかかるので我が家ではいっぺんに約4リットルをつくった方が合理的と考えそのようにしています。

材料での注意点は"苛性ソーダ"で、以下のことを完全に理解されて正しい取り扱いをされれば安全に石鹸つくりを行うことができます。
< 苛性ソーダとは >
・化学名は水酸化ナトリウム(NaOH)といい、医薬用外劇物です。 ・劇物ですので、薬局では住所、氏名と用途を書かされ「捺印」を求められます。 ・認印をもっていくのをお忘れなく! ・薬局では「石鹸をつくるんです」といえば「あぁそーですか」で何の問題もなく購入できます。 ・強アルカリなので、皮膚につけないなど包装の袋の注意書きを守って安全に取り扱ってください。 |
@ 皮膚に付着すると、重度のやけどを引き起こします。 A 眼にはいると、失明や視力低下をおこします。 B 子供の手の届かないところに保管してください。 使用上及び取り扱い上の注意 @ 包装容器を傷めぬよう、丁寧に取り扱って下さい。 A 保護めがね、ゴム手袋を着用し、皮膚に触れないように注意してください。 B 開封したまま、長時間放置しないようにしてください。 C 食品添加物ですが、味見をしたり、食べたりしないでください。 保管上の注意 @ 吸湿性が強いため、乾燥した場所に保管してください。 A 酸類と接触すると、発熱し危険ですので、同じ場所におくことは、避けてください。 B 施錠場所に保管してください。 応急措置 @ 皮膚に付着した場合、直ちに水で十分に洗い流し、痛みや異常があれば医師の診察を受けてください。 A 眼に入った場合は、直ちに多量の水で15分以上洗い流し、医師の診断を受けてください。 B 誤って飲み込んだ場合は、直ちに多量の水を飲ませ、医師の診断を受けてください。 |
| @ | ポリバケツ 10リットルぐらいのもの |
1個 | できれば蓋付きのものがあればなお良いが、新たに買う必要はない。蓋は何かが誤ってバケツの中に入るのを防ぐためで、蓋の2箇所にガムテープを張って蓋の開け閉めをやっている。蓋はあったほうがいい。大きさについては、大は小をかねるので大きいのはかまわない。 ただし金属製のバケツは腐食するので使わない。 |
| A | 計量カップ 1リットル用 |
1個 | キッチン用の200ミリリットルの物でもOKだが何回も量るうちに回数が混乱して正確に量れなかったりして余り実用的ではない。ちなみに、この1リットル用の計量カップは、ホームセンタの園芸用品売り場でみつけたもので、透明なプラスチック製で取っ手がついたもの。 (200〜300円位だった) 次の写真を参照。あったほうが便利。 |
| B | かき混ぜ棒 | 1個 | 材質(木、竹、プラスチックなど。金属製はダメ。 長さはポリバケツの中に入れて蓋が閉められるくらい。 廃物利用で枯れ木を拾ってきて先にプラスチックのスプーンを縛り付けたものをつかっている。材質に気をつければ、かき混ぜられるものなら何でもOK。次写真を参照。 |
| C | ガムテープ | 適当 | 牛乳パックを4個束ねるのに使う。4個がしっかり結合するように胴体と口元をテーピングをする。必需品 |
| D | へら | 1個 | C 台所用品で名前は不明(通称ゴムべら?)で、へらの先が柔らかいプラスチック製のもの。ポリバケツから牛乳パックへ移すときにつかう。これは必需品である。 |
| E | ゴム手袋、めがね | 細心の注意をもってやるわけだが、苛性ソーダを水に溶かす段階で誤って溶液が皮膚についたり、眼に入ったりするのを防ぐために使う。 台所で使うゴム手袋で十分で、めがねはサングラスかなんかで代用。危険防止で必要 |
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牛乳パックを4個ガムテープで束ねたもの。 口の部分もガムテープで止めておくと、 石鹸を流し込む時にがたつかず都合がいい。 |
拾ってきた木の枝とプラスチックのスプーンを縛りつけたもの。 長さは35cm、 そして1リットルの軽量カップ。 |
全部溶かし終わったら、念のため水溶液のなかをみてフレーク状のものが残っていないかよ〜く見てください。 完全に溶けた状態は透明になりバケツの底まで良く見えます。 完全に溶けたらガスの発生はなくなります。 フレークが残ったままで次の工程に進むと石鹸つくりが失敗します。 ・・・私もやってしまいましたトホホ |

苛性ソーダを溶かす場合、絶対に苛性ソーダの中に水を入れないこと。入れる順番を間違えないことです。 苛性ソーダの中に水を入れると急激・過剰な反応をし、発熱、ガスがいっぺんに出て大変に危険です!! バケツには先に水を入れておいて、その中に苛性ソーダを少しずつ溶かし込めば、発熱も大量の水によって抑制され急激な反応をおさえられるので安全に行えます。 くどいですが、絶対に入れる順番を間違えないことです。 |
廃油が石鹸になるには長い時間をかけて化学反応して油脂が界面活性剤に変化することですが、その化学反応をうまく進めてやることが成功の鍵になります。 石鹸作りつくりには色々な方法がありますが、このページでご紹介する方法の化学反応には特別な装置、環境を必要としません。 特別の装置がいらない代わりに、情熱とハンドパワーでひたすらかき混ぜることが必要です。 徐々にキャラメル状に変化していく様子をみながらの作業も楽しいものです。 反応を均一にさせるこことが大切なのです。 くどいようですが、とにかくかき混ぜることです。 1日に何回となくかき混ぜて、とかく分離しがちな水溶液と油分を融合させてください。 暇な時間があればテレビを見ながらでもかき混ぜてください。 |
京都で洗い張りをお仕事にされている人は「苛性ソーダを水にとかした液」を洗剤として使って、建具とかを綺麗に洗っています。 なんと溶液の濃さを舌でなめて『ちょっと辛い』とかいって確かめていましたが、一般の人はそんなことは間違ってもやってはいけません!どうなっても知りませんから・・。 この苛性ソーダの溶液は油分を溶かす強力な洗剤になりさまざなところで使われています。 |
石鹸の安全性を試すのにカイワレ発芽実験をやってみるのもいいとおもいます。金魚で実験というのもありますが動物では虐待になりちょっとかわいそうなので次の植物の実験でもその安全性を見ることができます。 脱脂綿を敷いた小皿を実験で使う洗剤の種類だけ用意し、その中に石鹸水、合成洗剤の溶液(洗濯するときの濃度に薄めたもの)を入れそれぞれの小皿に同じ数の種子をまき直射日光があたらない部屋で観察します。 綿が乾けば水を補給します。 |
| 合成洗剤 | 液は透明になるが、泡は消えない。 |
| 石鹸 | 白い沈殿物ができたり、白くにごる。そして泡が消える。 |
| 複合石鹸 | 液が白濁して、さらに泡も消えない。 複合石鹸とは合成洗剤と石鹸を混ぜ合わせたものなので、両方の現象が現れるということ。 |