マガジン名「人事評価ウォッチング」
発行周期 週刊 ※購読無料
『よい評価の取り方ガイド』の著者が、
「人事考課」「査定」「人材評価」などと呼ばれる
<人事評価>にまつわる話をお届けします。
【人事評価は正規分布?】
人事評価は、相対評価で扱われます。
絶対評価でもいいのですが、
どのみち原資を分けるときには相対的に使わざるを得ません。
(これを「絶対評価の相対配分」と言います)
ところで、人事評価ではなぜか正規分布にあてはめる会社が多いのですが、
おかしいとは思いませんか?
なぜなら、採用選考された人達の集団ですから、
正規分布にならないのが普通だからです。
【大企業はすべり台型分布】
大企業で、身びいきや手抜きのない、きちんとした評価をすると
1.低い評価の人はほとんどおらず、
2.ほぼ同じ評価の人が圧倒的に多く、
3.よい評価の人が少しと、
4.ずば抜けてよい評価の人が点在している。
という、すべり台型の分布になるようです。
ですから、大企業では毎年「少しよい評価」をとり続けるよりも、
数年計画で大きな花火を打ち上げるくらいでないと、
よい評価は得られません。
【中小企業は分布にならない】
中小企業や200人以下の部門内評価では、
そもそも分布にあてはめることに無理があります。
評価が甘くならないのなら、「絶対評価の相対配分」が適しています。
一方で、どうしても評価が甘くなってしまったり、
部署間の甘辛調整がまとまらない会社をよく見かけます。
それでも、全員の配分に違いをつけて競争させたいので、
トップの権限で原資を部署ごとに分けてから、
部署内でランキング(順位づけ)をしているケースもあります。
どちらにしても、中小企業では社内のライバルより
少しでも上の評価をとり続けることが肝心です。
(たくさんは要りません。少し上でいいのです)
メール:jinjisekkei@pep.ne.jp
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