記念館の扉
ルーシー・モード・モンゴメリーの名作『アン・オブ・グリーンゲイブルズ(Anne
of Green Gables)』が、『赤毛のアン』として日本の読者の前に登場したのは、1952年(昭和27年)のことでした。
それをさかのぼること13年前、昭和14年に戦争のため日本を離れなければならなかったカナダ人宣教師からふたりの友情の記念にこの本を渡されたのでした。カナダ系ミッションスクール・東洋英和女学校で青春時代を過ごし、カナダ人の宣教師たちから英米文学だけでなく、生活文化、思想などあらゆる面で影響を受けた花子にとって、日本とカナダが敵国同士の関係になってしまうことはとてもつらいことでした。
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