過去の独り言もみることができます。過去の独り言の目次はこのページの一番下にありまので、スクロールしてみて下さい。それでは、どうぞ!


平成12年9月29日の独り言「2000年上期の週末予想結果」

最終週の円債は1銭違いでNoripeeさんがゲット。二等兵さんの4銭違い、MUTAさんの6銭違いは大変惜しい。しかし、ピタリならばNoripeeさんの大逆転1位だったことを考えると実はNoripeeさんが最も惜しかったのかもしれません。

これでヒロシさん、 MUTAさん、Noripeeさん、私の4人が☆6つで同点となりましたので、4人での同点決勝となります。今週末の予想が最も近い人が1位としましょう。また、4人以外の全ての人を含めて最も近かった場合は下期の☆に通常どおりカウントされますのでご安心を…。従って、4人以外の方も通常どおり円債の予想も行なって下さい。

また、最終週の米債はJETさん、為替は私が頂きましたが、結局2000年上期の1位はどちらも先週から変わらず、米債がGENさん(☆8つ)、為替がMUTAさん(☆6つ)で確定となりました。おめでとうございます!

つきましては、円債の1位が確定した後、9月末辺りに、恒例の表彰式を執り行いたいと考えています。また、改めてご案内申し上げますのでどうぞ宜しくお願いします。さあ、今期も皆さん頑張りましょう!


平成12年9月28日の独り言「国内金利シナリオアンケート

某銀行さんからアンケートを頂いたので以下のとおり回答しました。ご参考になるかどうか分かりませんがどうぞ。

O/N 2Y 5Y 7Y 10Y 20Y $/\ 日経平均
2000/9/19 0.25 0.57 1.18 1.54 1.84 2.38 106.95 16124.19
2000/12/31 0.25 0.5 1.1 1.5 1.7 2.1 112.5 14300
2001/3/31 0.25 0.5 1.25 1.6 1.7 2 105 16500


Q1次の日銀金融政策の変更

当面なし。あるとすれば、潜在成長率レベル以上の持続的な成長が可能となるまで追加引締めを行うのはナンセンス。ましてや、財政再建を棚上げしてまで財政支出を続ける政府の政策とはアンマッチする。また、利上げでうやむやにされているが、インフレに対する政策金利のあり方から考えても利上げは当面考えずらい。

Q2メインシナリオ

10-12月期は本邦投資家のエクイティオーバーウエイト、ボンドアンダーウエイトの修正をマーケットが迫る四半期との認識。世界景気を牽引していた米国の景気減速は根が深くグローバルに成長率が鈍化する。グローバルボンドラリー。為替と日経平均は高い相関が想定される。

Q3リスクシナリオ

株価下落による投資家のリスク許容度の低下から長期債に売り圧力がかかる。また、財政悪化を背景としたスティープニングが更に長期債売りを誘い予想以上の長期金利上昇が至現する。

Q4注目材料

  1. 米国経済
  2. 財投債(財投債の発行が進むと日本国債のウエイトが上昇。来年度の円高要因?また、国内債券の中に占める国債ウエイトが上昇することによって国債の需給悪化は意外に吸収される。しかし、ボンドアロケーションの縮少を投資家が再び行い始めた場合は国債への影響よりもベンチマークの中で相対的にウエイトの下がる一般債の方に分が悪いか?<−−来年度のイメージ。したがって2000年1-3月期は一般債の売り時となろう。)

Q5予想レンジ(10−12月)

  1. 6−1.9%

Q6予想レンジ(1−3月)

  1. 5−2.0%

Q7増発が許容される年限

TB・FB(短期金利は上がらない)

Q8注目する商品

モゲージ債

Q9新商品のアイデア

  1. インフレリンク債(低利調達が出来るぞ。中央銀行にインフレに対する意識を持たせることが出来る。投資家(マーケット)の期待インフレ率が測定出来る。)
  2. ストリップ債(キャッシュフローを自由に作れる。スポットレートの計測が容易)

上記の2つは先進国では採用されている場合が多いので早めの導入を期待したい。基本的なもの(仕組み)も無いのに、それ以上の新しい商品を望むことは無用でしょう。


平成12年9月27日の独り言「シャープの新型パソコン」

シャープは、TV機能やHDDへのデジタル録画機能を大幅に強化した液晶デスクトップPC・メビウス「PC-X2001」を10月21日に発売する。普通にTVを観たり、録画するだけでなく、ユーザーが過去に観た番組の履歴をもとに、オススメのTV番組を教えてくれる「Pickup Channel機能」や、放映中の番組をビデオに録画した映像のように扱える「タイムシフト機能」などを採用している。

また、特筆すべき機能としてはi-modeやインターネットを通じて、外出先からの録画予約が可能な点だ。これからのテレビ・ビデオ・ライフが大きく変ることが期待出来る。

同製品は、PentiumIII700MHzを搭載し、メモリは64MB、HDDは27GB、また、ディスプレイはシャープお得意の15インチの低反射ブラックTFT液晶ディスプレイを採用している。OSはWindowsMeで、Microsoft Office Personalをはじめとして、i-mode用アプリケーションの「iモードPark」、ホームページ作成ソフトの「ページデザイナー」など、多くのオリジナルソフトがバンドルされている。

同製品の特徴となっているTV機能では、一般的なUHF/VHFだけでなく、CATVや地上波データ放送などにも対応している。また、HDDへのデジタル録画機能はMPEG1/2/4をサポートしており、バンドルされているソフトウェア「PixeDV」を使って、動画の編集も可能。録画された映像を同社のインターネットビューカムに記憶させ、持ち運ぶこともできる。

また、前述したが、録画機能とインターネットの連携も考えられている点が画期的だ。出かける前に、うっかり録画をし忘れたようなときでも、「ON TV JAPAN」や「XXX-キスキスキス」などのサイトを通じて、出先から録画予約ができるようになっている。自分のPCあてに電子メールを送ることで、直接に録画予約を行うことも可能らしい。

これらの豊富な機能をを統合してナビゲーションしてくれるのは、同社のPCにはおなじみのナビゲーションソフト「リッキー君」。今回は、インターネット検索ナビゲーションや、Excel、Wordなどの基礎的操作を教えてくれる機能にくわえ、オススメ番組が始まる前に教えてくれる機能もついた。

価格はオープンながら、市場予想価格は30万円程度らしい。テレビデオという商品がかつて流行ったことがある(今も売っている)が、パーソナル・テレビデオ・コンピュータが30万円ならば安いのではないだろうか?これこそ、狭い日本の家庭事情にもフィットしそうである。

私も3年半このパソコン(ペンティアム166MHz :ビデオは付いていないがテレビチューナー付でテレビは見ながら作業が出来る。東芝製)を使用しているが、まだ十分に使えるものの、たまに能力に限界を感じることもある。そろそろ買い替えよっかな〜。あなたも一台如何?新しく楽しいビデオ・ライフをどうぞ!

<関連WEBサイト>

シャープ

http://www.sharp.co.jp/

ON TV JAPAN

http://www.ontvjapan.com/

XXX-キスキスキス(サービス開始は10月を予定)

http://104.com/


平成12年9月26日の独り言「協調介入B」

ここで最も考えなければならない重要な点は単に株価が下がることが米国にとって恐怖であるわけではなく、米国の経済成長そのものや、資産価格が下落してきていることなどいわゆる米国のパフォーマンスが落ちてきている中でもなおかつ、米ドルへ資金が一極集中しドル高が起こっていることで、即ち通貨とファンダメンタルズ(米国のパフォーマンス)が乖離を起こし始めているという事実である。

ここ数年、ルービン・サマーズは「強いドルは国益」とし、米国経済の高パフォーマンスを背景とするドル高政策によって経済の好循環を実現してきたのである。しかし、今年の第1四半期をピークに米国のパフォーマンスは明らかに下落し変化の時を迎えている。

3月をピークに資産価格(株価)も下落したが、ただし、その後5月半ばから6月下旬くらいまでドル一極集中の修正が起り、米のパフォーマンスと通貨の乖離は縮小しリスクは抑えられ米の懸念は表面化することはなかったのである。

しかし、今回は資産価格は前回の安値を更新していないものの、経済の減速が進みつつある中で再び米ドル高の進展が進んだことから米金融当局はファンダメンタルズと通貨価値の乖離が大きくなること(通貨ユーロがファンダメンタルズから乖離して安いといわれるのと同様)にリスクを感じ始めたのであろう。要するにこれから先、経済のソフトランディングを確かなものにするためには米ドル一極集中という通貨高のソフトランディングが不可欠である(通貨米ドルが暴落・急反落<:ハードランディング>すれば資金の急激なリパトリエーションを意味し、経済自体がハードランディングしてしまう)ということを強く認識しているということである。

従って、協調介入前にも、後にも繰り返し述べられているように「強いドルは国益」という看板はおろすことが出来ないのは米の正直なところなのである。米国サイドからすると、これ以上ドルが割高になり、維持不可能になった挙げ句に急反落することを懸念した訳であって米ドルが介入を合図に暴落を始められたら最も困る訳である。

今回の介入は、それほどまでに(我々が想定している以上に)米のパフォーマンスが落ちていることを米金融当局が認識しているということであり、この点が重要である。我々が認識し得なかったということは、我々には気付かない(我々には知らされていない)何かを米金融当局が握っているということも考えられる。グリンスパンの景気減速に自信たっぷりな発言なども怪しいと言えば怪しい。

結局、今回の介入はプライドの高い欧州サイドが米国に一歩譲ったことと、米国サイドには欧州サイドに「貸し」を作る形で自分達のリスクを落としたいというニーズがあり、それらがうまく噛み合ったことで実現できたと言えよう。そして、今後のマーケットの焦点はその裏にある、米国のパフォーマンスの悪化という問題に向かうこととなろう。


平成12年9月25日の独り言「協調介入A」

今回、このタイミングで介入が行われたことは上記@およびAの条件が整ったということで重要である。

@については欧州域内でユーロ安を止めること(介入)について合意がなされ、一枚岩となったということである。昨年金融引締めを始めた時に景気回復に力強さ・自信が無かったドイツは引き締めを受け入れる代わりに「ユーロ安と長期金利の安定」を手に入れた。景気回復の足取りを確かなものにするために輸出を後押しするユーロ安と投資を促進するために長期金利の安定は不可決であったからだ。

今回ユーロ安を放棄することにドイツが前向きになったのは、ここへ来てユーロ安と原油高はイールドカーブをスティープさせはじめ、長期金利を許容範囲以上に上昇させるリスクが出てきたことが挙げられる。これ以上のユーロ安放置は経済の安定的な成長を阻害する恐れがあると判断し、介入に前向きになったことが推測出来る。

Aについては米国がユーロ安を恐れる理由というのが見つけにくいところであったが、最近では米経済の減速が徐々に進んで行く中、米企業の業績下方修正が出始めた。業績下方修正の要因の中にユーロ安に伴うものが少しずつ増えてきたのも事実である。

21日NY市場の引け後にインテルの業績見通しの下方修正が行われたが、理由の一部はユーロ安に伴う欧州圏での売り上げ減によるものであった。この発表によってインテルの株価は暴落し、夜間取引のナスダック指数は急落した。

そのインテルの業績見通しの下方修正直後というタイミングで介入が行われたことは米国がユーロ安による米企業の収益悪化・資産価格(株価)の下落を我々の認識以上に恐れていたということである。従って、G7前という異例のタイミングで協調介入を実施し、ユーロの下落、米株式市場の下落、ひいては世界の株価の下落を食い止めることを試みたのである。

協調介入については欧米間では話し合われていたものの時期は確定されていなかったものと思われる。しかし、インテルが業績の下方修正を行なったことから、このタイミングになったものと思われる。別にインテルが悪いわけではなく、たまたま、インテルという代表銘柄が業績見通しを下方修正したタイミングが株式市場が混乱を起こしやすいタイミングであったということであろう。

日本は元々蚊帳の外ではあったものの、宮沢蔵相が事後的にであれ介入参加の意志を問われたのは蔵相がG7出席のためプラハに向かう飛行機の乗る直前のタイミングであったということからも、その緊急決定のスピード感が窺われる。

>>>この続きは明日の独り言で…。


平成12年9月22日の独り言「協調介入」

いやー、驚いた。このタイミングで協調介入とは…。

協調介入が行われる前提条件としては、@欧州サイドが折れることと、A米国サイドがユーロ安によって不利益を被っていることが明らかになることの2点が必要であった。

ここまでのユーロ安は欧州サイドにとっては、ユーロ安がインフレ懸念をもたらすもののドイツ・シュレーダー首相がつい口を滑らせてしまったように「ユーロ安は輸出企業にとってプラス」でありドイツ・イタリアのような製造業中心に景気拡大をしてきた国にとっては国益の一部であり、フランスなどのサービス業中心の経済拡大を行なってきた国々や、建設業を中心に経済拡大を行なってきた周辺国とは歩調が未だ揃わないものと認識していた。

また、欧州サイドは「介入については米国の協調が無い限り実施しない」と介入は米国の判断に任せるというようなトーンを打ち出した。協調介入でなければ効果が薄いからというよりは、米国側がユーロ安を放置できない状況にまで条件・環境が整わなければ介入の効果がないということをアナウンスしたものと思われる。

更に、米国サイドにとっても対ユーロでドル高が進んでも一方で対円、対カナダドル等でドル高が進まなければバランスは取れ、資金の米ドルへの一極集中が進みつつあるものの未だ緊急に介入を行なうほど大きな懸念を抱いているという認識ではいなかった。

しかし、先週フランス高官が「米国に協調をすでに打診している」という発言があり、否定はされたものの米国のユーロ安に対する現状認識を欧州側が確認を行ったことが推察出来る。ただ、その時点で介入を行なう緊急性はなかったものと思われる。

>>>この続きは来週の独り言で…。



平成12年9月19日の独り言「Eトレード証券」

昨日、標記のEトレード証券が値幅制限いっぱいのストップ安となり、77万5000円で取引を終えた。同社は今月8日に大証のナスダック・ジャパンに上場したばかりであるが、公募売り出し価格150万円であることから、ほぼ半値になったということである。

値上がり益を期待して購入した個人投資家の見切り売りが続いているということであるが、以前紹介した同業で東証マザーズ上場のマネックス証券とは大きな違いが出ている。確かに、マネックス証券株も一時の14万円台の高値から比べると半値程度になっているが公募売出価格(4万5000円)からはかなり上である。 Eトレード証券の売り出し価格の設定に疑問符が付く。

Eトレード証券は上場初日に163万円まで上昇したが、その後は5営業日連続で下落している。当初Eトレード証券は公募売り出し価格の仮条件の値幅を150−200万円としていたが、130−150万円に引き下げた。それにも関わらず市場はこの株価を割高と評価した訳で新規公開株の公募売り出し価格に対する不透明感を露呈した。

上場時点で1365億円あった時価総額は705億円に減り、マネックス証券の958億円を下回った。「口座数の割にネット取引の収益が少なく、株価は割高」とのアナリストからの指摘もあり、引続き厳しい展開を強いられることが予想されるものの、「引き受け業務など株式売買以外の収益増が見込まれ中期的には買い」との指摘もあり、出直りを期待する向きもある。

Eトレード証券の株価が上場して以来、下げ続けたことは、上述のとおり新規公開株の公募売り出し価格に対する不透明感を示すものである。これが今後株式の新規公開を行なおうとする企業に影響を与える可能性もあり心配である。

また、マネックス証券の公募売り出しと同様に Eトレード証券も自己の顧客が公募に申し込んでいる。これらの顧客は、マネックス証券の場合とは逆に株式売買の怖さ、新規公開株の不透明性を印象付けられ、今後の取引に躊躇する可能性もある。マネックス証券とは対称的な船出となったことは間違いない。


平成12年9月18日の独り言「MP3C」

>>>13日の続きです…。

先日来コメントしているが今月6日の“MP3ドットコム”に対するNY連邦地裁の「故意に著作権を侵害した」という判決は本当に厳しいものだ。また、ジェッド・ラコフ判事はMP3側に対し「ネット企業は技術が革新的だからと言って、通常の法律の制約から逃れられると勘違いしていないか」とも発言したらしい。そこからは「技術の新旧に関係なく、著作権は保護されるべき」という司法の強い意志が感じられる。

ナップスターの訴訟でも、一審は同社に対し事実上のサービス停止を求める仮処分を決めた。控訴審では何とか仮処分の一時猶予を掴み取ったが、それでも事業が継続できるかどうかのギリギリのところにある。

また、スカウアーという会社の様に既に打撃を受けた企業も出ている。同社は米レコード協会などから提訴され、「法律リスクが大きすぎる」と見たベンチャーキャピタルが投資を中止したことから行き詰まり、社員の8割を解雇するはめに陥った。

投資家はナスダック株式市場の大幅下落などから企業の選別に厳しくなって来ており、ネット企業にも株価が右肩上がりの時とは打って変わって、手のひらを返す様に利益の計上を求め始めている。音楽のネット配信を手掛ける企業の大半は黒字化の絵が描けていないことから、より厳しい状況にあることに間違いはない。

資本市場の圧力と法律の圧力が二重に音楽ネット配信企業に襲い掛かって来ている。しかし、新しい技術が何をやっても良い訳では無いのは当然の事として、新しい技術と著作者の権利がうまく融合できるビジネスモデルを世の中は待っているのである。MP3の圧縮技術は非常に有益であり、再生機(プレーヤー)も超小型化が可能である。新しいもの、便利なものを否定し、目を摘んでしまうことが常識という風潮が広がれば将来の技術革新は低調なものとなってしまうだろう。それはとても危険なことである。

>>>私もMP3プレーヤーを最近買いました。また、機会があればレポートします。


平成12年9月14日の独り言「10000件!」

本日、「あるファンドマネージャーの独り言」へのアクセス件数が10000件を突破しました。誠にありがとうございます。

この頃、業務が大変きつく、アップが遅れ気味なことをお詫び申し上げます。ただ、ポジショントークのみは極力その日のうちにアップ致します。

先日、掲示板を新しい物に変えました。三代目の掲示板です。あるセキュリティ・システムで掲示板・チャットなどを排除するものがありまして、アクセス拒否をされてしまうことから、新しいものに替えている次第です。有名なレンタル掲示板から徐々に拒否されていきますので初代のT-CUPなどは、あっと言うまでした。

今回の掲示板もいつまでもつか、分かりませんが、取りあえず“NEW! NEW!”の掲示板「金融情報交換室」へ書き込みをお願いします。引け値予想のみならず、何でも書き込んで頂いて構いません。情報交換の場といたしましょう。

それでは、今後とも「あるファンドマネージャーの独り言」を宜しくお願い申し上げます。


平成12年9月13日の独り言「MP3B」

何だか、「です。ます。」調で書き始めてしまい、書きずらくなってしまったのでいつもの調子に戻します。

故意性が認定されたことによって、損害賠償請求をされることになるが、賠償額は1億ドルを超え、著作権違反として異例の高額賠償となる可能性が出てきた。ネット上での音楽交換を支援するナップスターも著作権違反に問われており、同様の結果が予想できる。

MP3は今年の初めにユーザーが既存アーティストのCDの楽曲を無料で手元のパソコンにダウンロード出来るサービスを始めたのであるが、地裁はこれを「著作権の故意の侵害」と認定したのである。

地裁は「被害にあったCDアルバム1タイトル当たり25000ドルをユニバーサルに支払うようにMP3に求めている。対象となるタイトル数については現段階で確定しておらず賠償額は確定してはいない。ただし、前述のとおり賠償額は1億ドルを超える可能性があるということである。MP3側は控訴するようだ。

ここへ来て、音楽のネット配信については著作権を握る音楽会社が攻勢を強めているが、今年の前半には上記のナップスターなどに対し守勢に立たされていたのである。法律が見方となり、訴訟攻勢で一気に形勢逆転し、新興企業を追いつめた格好だ。

>>>続きは明日の独り言で…。


平成12年9月12日の独り言「MP3A」

このMP3の再生機もソニーをはじめ大手家電メーカーも生産するようになりました。当初、このMP3はデジタル録音できるということで著作権に関わることから、大手電機メーカーは製造をためらっていました。しかし、今ではほとんど出そろったという感じです。

価格はだいたい2万円から3万円台といったところでしょうか。あとの違いは保存用のメモリーの種類で、ソニーならばメモリースティックであったり、東芝ならばスマートメディアであったり様々で、デジタルカメラなどで慣れたメモリーを使用する機種を選ぶのが良いでしょう。場合によってはデジカメと共有することも可能です。

このMP3のフォーマットで録音した音楽をネットで配信する会社が米にあります。その名も「MP3ドット・コム」です。そのまんまです。この会社は以前から音楽大手のユニバーサル・ミュージックから著作権侵害で訴えられていましたが、このほど(9月6日)ニューヨーク連邦地裁は「MP3は故意に著作権を侵害した」との判決を下し、急拡大を続けていた米国でのオンライン音楽産業は大きな曲がり角に立たされることとなってしまっています。

>>>続きは明日の独り言で…。


平成12年9月11日の独り言「MP3」

MP3とはパソコン上で手軽に音楽を楽しむための新しい技術です。MP3と書いて、エムピースリーと読みます。具体的には、音楽CDからパソコンに曲を何百曲も取り込んで、CDを用意しなくてもいつでも音楽を聴くことができます。パソコンの中に曲を保存するとき、このMP3の技術を利用します。

MP3の良い点はCDの10分の1程に情報量を圧縮できることです。従って、音楽データを送信したりする場合にも良いですし、保存も楽です。再生機(プレーヤー)も小型化出来ますし便利です。

先日、テレビで大リーグで活躍中の長谷川投手の生活を放映していましたが、彼はパソコン大好きで部屋毎に1台パソコンが置いてありました。彼は音楽も好きで1000枚以上のCDを持っているそうですが、それら全てをMP3に変換して聞いているそうです。

当然、車の中にもMP3のプレーヤーがあり、試合に向かう途中にも聞いているそうです。CDを何枚も持ち歩くというようなことはしなくて済むので便利ですよね。

>>この続きは明日。


平成12年9月8日の独り言「設備投資動向

下はあるエコノミストの方から法人企業統計の直後に頂いたメールです。興味深い内容ですのでご紹介させて頂きます。

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法人企業統計で、設備投資が弱かった事が注目されています。私に言わせれば、至極当然と思いますが・・・こんな設備投資の片肺飛行で、金利が上がるのがいまでも解せません。

そもそもこの分析のきっかけになったのは、BOTMSの北野ストラテジストがおっしゃった見解です。氏は

「最近の設備投資動向は利益との単回帰でおおかた説明がついてしまう。なにか変だ。日本の半導体各社は95年に設備投資を利益改善を背景にどっとやって、99年には利益大幅減でぐっと絞った。あとからみると、前者は需要のピーク、後者は需要のボトムであり、波に乗っていない。」という見方をしています。

IT投資といいますが、長期経営戦略としてメガ・コンペティションのなか財務体質改善や設備投資を行う機会費用を考慮してすべきだと、個人的にも思います。

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いやいや、いつも、本当に有り難うございます。

東芝は良い会社だと思いますが、確かにリズムがずれていますよね(日本の縮図?)。半導体の収益は今や絶好調でキャッシュフローは大黒字。またしても投資に精を出してしまうものの、半導体マーケットの先行きは???米国では収益見通しにウォーニングが出て、株価もあれれ???再び95年型を繰り返してしまうのでしょうか?

半導体は波に乗ると収益でかいのですが市況ものですし・・・。半導体の事業ウエイトの大きい会社は企業価値のボラティリティも高いのでしょうネ。

日本の投資家も以前からリズムがずれているような気がするのは私だけでしょうか?過去がそうであったのは疑いがないところではありますが、今年も3月末の高値を買って、下落相場を押し目と言って買い下がり、7月の安値を売る。そして、8月の反発を見て「やっぱり買おう!」と考えている投資家が多いのではないでしょうか?

サイクル的には日本株の32ヶ月周期を信じて「買い」を推奨したいところではあるのですが、本当に本邦投資家が日本株を投げきれたかどうか疑問です。ほとんどのエコノミスト・ストラテジストが今後の株価上昇を予想しているところを見ると余計に疑念を抱かずにいられない様に思われます。

今後の日本(全体)の牽引役にITがなり得るのかどうか(勢いは良いがウエイトは小さい)、これからも注目です。


平成12年9月7日の独り言「電子取引手法の統一」

米国のマイクロソフトやIBMなど日米欧のハイテク企業36社はインターネットを活用した企業間の電子商取引技術の標準化で協力すると発表した。自動車や電機など格業界がネット上に多数の取引市場を形成しつつあるが、現在はまちまちである取引のやり方などを統一することで、企業間のネット取引の本格普及を目指すためだ。

技術の標準化を目指すプロジェクトは「UDDI」と呼び、参加企業は上記の2社以外に米国のデルコンピュータやコンパック・コンピュータ、日本の富士通やNTTコミュニケーションズ、ドイツのソフト大手SAPなどである。プロジェクトへの参加は自由で、新技術は1年半以内に正式な標準化団体に提出する計画らしい。

標準化というのは普及率を高めるには非常に大切な要素であり、この試みはもっと早く実現する必要があっただろう。これまでは各企業、特に米のハイテク企業は資金調達力もあり、独自に開発し、デファクト・スタンダードを確立することに邁進していたが、そうもいかなくなってきたか?ただ、グローバルにその利用者にとっては有益なことであることは間違いなく、うまくプロジェクトが進むことを期待したい。


平成12年9月4日の独り言「オゾン層

先週の独り言“イリジウム”の中で「大気圏を通過する際に、オゾン層だってある程度破壊しているかも知れません。そして焼却処分。大気圏へ再突入させて焼く方法を検討しているそうです。これもまたエントロピーを増大させるのでしょうか。」ということを記載しましたが、オゾン層の破壊は深刻な状況のようです。

南極の上にあるオゾン・ホールは現在、過去最高の大きさに広がっていて、季節的なサイクルからいうと、更にもう少し拡大するとのことです。南半球ではオゾン層という紫外線のバリアがない状態で太陽光線が地表に降り注いでいる訳で、非常に危険な状態だそうです。南半球(オーストラリア等)では、子どもに帽子を着用させない親は常識違反らしいです。

特に、今年は太陽の活動が11年周期で来る活発な年であり、通常でも非常に危険であることが指摘されています。それ故に、これから始まるオリンピックを現地で観戦する方はお気を付け下さい。オーストラリアは今は冬から春になろうとしており、「涼しい」もしくは「寒い」かもしれませんが、紫外線には要注意なのです。

豪ドルは今とても安くオーストラリアに応援しに行くには絶好のチャンスですが、思わぬ落とし穴にはくれぐれもご注意を!


平成12年9月1日の独り言「巨人爆走!」

下は昨日・本日の巨人のスコアである。2試合連続の二桁得点で12本のホームランが飛び出している。それにしても先発全員安打というのはよく見かける光景であるが、先発全員ホームランというのはなかなかお目にかかれない。31日の試合はそれが出来るのではないかと期待をさせる位の凄さがあった。投手を除く先発の中でホームランが出なかったのは、何とクリンアップの3番と5番、高橋と清原である。クリンアップの揃い踏みというのは良く見掛けるだけに、打ってもらいたかった気もする(高橋は前試合まで連続ホームランしており、調子は上がっていたし…)。まあ、これで高橋が打っていたら、清原に集中攻撃が起こっていただろうから、これも良しというところか?

普通はこれだけ打った翌日は意外と打てなかったりするのだが、今日の試合も凄かった。16安打4ホームランである。この勢いはもう止められない。今年の巨人のホームラン量産は他チームを圧倒しているが、巨人のシーズンチーム記録は186本である。今年はそれを超えることは容易に想像できる。あとは確か200本を超える記録があると思われるが、セリーグ記録・プロ野球記録に挑戦である。ペナントレースに結果が付いてしまった以上、チーム記録、個人タイトルに注目が集まるのはやむを得まい。

8月31日 18時01分開始 東京ドーム

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 計

阪神   0 0 0 1 0 0 0 0 0 1

巨人   4 0 0 6 2 3 0 0× 15

1番 仁志 <ソロ 19号>4回裏

2番 清水 <2ラン 10号>5回裏

3番 高橋

4番 松井 <3ラン 35号>4回裏

5番 清原

6番 江藤 <満塁 26号>1回裏

7番 二岡 <2ラン 8号>6回裏

8番 村田真 <2ラン 2号>4回裏、<ソロ 3号>6回裏

9番ピッチャー

9月1日 18時00分開始 ナゴヤドーム

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 計

巨人  0 0 0 0 1 4 1 5 3 14

中日  0 0 1 0 0 0 0 5 0 6

本塁打 5回表 村田善 ソロ 3号、6回表 江藤 2ラン 27号、8回表 松井 ソロ 36号、8回裏 山崎 3ラン 16号、9回表 村田真 3ラン 4号


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