過去の独り言もみることができます。過去の独り言の目次はこのページの一番下にありまので、スクロールしてみて下さい。それでは、どうぞ!
平成12年12月29日の独り言「NOTE(10Y) FUTUREテクニカル・アップデート 」
米債NOTE(10Y) FUTUREのテクニカルはBOND FUTUREよりも更に良い。青天井にも感じさせる程である。次の変化日はBOND FUTURE同様来年1月24日である。
価格については104−00から106−08が観測されている。104−00より下の重要なサポート・ポイントは101−26である。
30年債の発行額が減少してからは10年債の方が長期金利としての指標性は高いことから重要である。ちなみに10年現物債の利回りについては17BP刻みのフレームに注目している。具体的には現在のカレント債(5.75%、2010年8月15日償還)の値動きを見ると、
5.92%:11月8日の大統領選&四半期入札安値
5.58%:(10月の一旦の高値)10月18日&10月23日(ダウ10000割れとその余韻)、
5.41%
5.07%
4.90%
であり、節目は以上のとおりである。5.07%の節目については明確にブレイクしてきていることから次のターゲットは4.90%になっている。ご参考までに…。
平成12年12月28日の独り言「BOND(30Y) FUTUREテクニカル・アップデート 」
米債相場の最近の急上昇には目を見張るものがあるが、BOND(30Y) FUTUREのテクニカルは如何なものか?次の変化日は1月24日となっている。1月30・31日のFOMCを1週間後に控えた日柄であるが、国債の四半期入札をターゲットにカレントのショートに向かうには良いタイミングか?
価格については104−08から106−18が重要なフレームとなっている。また、その間の105−00も重要な価格である。また、104−08より下のサポートポイントは102−00である。
利下げ期待からイールドカーブのスティープニング圧力が強いがBOND FUTUREの値動きの軽さにも気を付ける必要があるか。スティープニング・ポジションが溜り過ぎると、そのアンワインド時に流動性の薄さからファンダメンタルズに関係なく意外なフラットニングが起こる可能性も否定できない。
平成12年12月27日の独り言「 BUNDS FUTUREテクニカル・アップデート 」
BUNDS FUTUREは12月27日にマイナーな変化日を迎える。その後の変化日は1月31日に観測される。
価格については105.65−110.30のフレームが見られるが、その間の重要なプライスは107.90と109.50である。
テクニカルは短期指標が売り支持であるものの、中期指標が買い支持で押し目買い圧力の強い中、下値を試す展開が示唆されている。キャッシュの利回りを見るとなかなか上は買い辛いものがあるが、重要なサポートである107.90をキープしたまま短期指標が陽転すれば109.50の上値を試す展開が予想される。
当たるも八卦、当たらぬも八卦…。
平成12年12月26日の独り言「 JGB FUTUREテクニカル・アップデート 」
現在のJGB先物は9月6日の12月限への限月交代時の価格である130.58が起点となりフレームが形成されている。次ぎの変化日は来年1月19日が観測される。
縦軸のプライスに関しては132.85をサポートとし、重要なレジスタンス・ポイントは136.65が算出される。また、その間の重要な価格としては135.10があげられる。
また、目先のポイントとしては、12月限への限月交代前ではあるものの11月30日と12月1日の同値引け134.61というプライスがこの限月では効いている。これを下回って引けるとテクニカルは売り転することとなる。
更に134.54−59には「FOMC窓」が形成されていることは重要である。この窓が埋まるかどうかには十分注意を払う必要があろう。
平成12年12月25日の独り言「アクセス件数11500件」
本日、「あるファンドマネージャーの独り言」に対するアクセス件数が11500件を突破しました。ありがとうございました。最近、アップが遅れることも多く、大変ご迷惑をかけておりますが、何卒ご了承下さい。緊急のアップは「金融情報交換室」へ書き込みを行いますので、そちらも覗いてみてください。
特定小数の方々に継続して御覧頂けることは大変嬉しいことです。1998年1月にオープンしたこのサイトですが、こんなに続けられたのも皆様のおかげと感謝しております。あと6日で20世紀も終わろうとしていますが、21世紀も何卒宜しくお願いします。それでは来る年が皆様にとって輝かしい年になりますようお祈り申し上げます。良いお年を!(29日まで当然独り言は続きます。ご心配なく…)
平成12年12月22日の独り言「外債投資収益率」
今期2000年4月1日以降の外国債券投資収益率には目を見張るものがある。多くの国内機関投資家のベンチマークとなっている日興ソロモンスミスバーニーの世界国債インデックス(除く日本)の収益率は12月20日現在で13%を越える。
通貨別で見るとダントツは言わずと知れた米ドルである。円ベースで何と20%を越えた。為替の変化率は+9.79%、債券部分は+9.35%で債券部分が為替と変わらないほどの収益率を上げていることに驚く。30年債金利は4月の初めから比べると高々20数BPしか金利低下していないことからイールドカーブは恐ろしくブルスティープニングしたことが分かる。
また、外債投資の悪の象徴とされていたユーロについても、ここへ来てのユーロ反転で、収益率は9%を越えた。為替変化率は4.05%、債券部分は4.83%と、米債には大きく劣後するものの、こちらも大きくプラスの収益率となった。
ベンチマーク採用9通貨の中で円ベース収益率が最も悪かったのはスウェーデンであるが、主要通貨の中では英国のパフォーマンスが低かった。通貨ポンドの変化率はわずか+1.43%に留まり超長期金利もスタート時点でかなり低かったことも災いした。それでも円ベース+7.68%は立派である。
オリンピック開催年の開催国通貨はパフォーマンスが悪いといわれるが、そのとおりの為替変化率となったのがオーストラリアである。為替の変化率は見事に▲0.79%で、為替がマイナス収益率となったのは、このオーストラリア・ドルとスウェーデン・クローナの2通貨のみであった。
翻って、今年のグローバル・エクイティとグローバル・ボンドの値動き(チャート)を見ると、1月から見事に方向性が出ており、結果論と言われればそれまでであるが、エクイティからボンドへ何時・何処でスイッチしても奏効していることが理解できよう。「独り言」では以前より、リアロケーションの推奨を行ってきたが、第3四半期スタート時のリアロケーションでも十分効果があったと考える。今後も引続き資産別収益率格差にはウォッチして行きたい。
以下に3月31日から12月20日までの各通貨別収益率を記載しておくのでご参照ください。
| 円ベース | 現地通貨ベース | 為替変化率 | |
| 米国 | 20.05 | 9.35 | 9.79 |
| ユーロ | 9.08 | 4.83 | 4.05 |
| イギリス | 7.68 | 6.17 | 1.43 |
| カナダ | 11.74 | 6.73 | 4.69 |
| スウェーデン | 5.35 | 6.56 | -1.14 |
| オーストラリア | 7.96 | 8.82 | -0.79 |
| デンマーク | 9.09 | 5.11 | 3.79 |
| スイス | 16.07 | 6.36 | 9.13 |
| ギリシャ | 11.33 | 8.24 | 2.86 |
<ご参考> 12月20日 3月31日 変化率
日経平均: 13914.43 20337.32 ▲31.58%
TOPIX: 1289.31 1705.94 ▲24.42%
NOMURA-BPI: 277.009 271.112 +2.18%
MSCIの収益率は恐くて聞けなかったので参考として以下の数字もどうぞ…。
NASDAQ: 2332.78 4572.83 ▲48.99%
ダウ30種: 10318.93 10921.92 ▲5.52%