過去の独り言もみることができます。過去の独り言の目次はこのページの一番下にありまので、スクロールしてみて下さい。それでは、どうぞ!


平成13年2月23日の独り言「日経平均株価指数最安値更新

最初にくだらない話をひとつ。昨日の日経平均株価指数はバブル崩壊以降の安値を更新したという報道が多いが、正確には「ザラ場でバブル崩壊以降の引値ベース最安値を更新」したである。これまでのザラ場の安値は1998年10月9日の12787.90で、昨日の安値(12861.33)は、その73.43円上で止まった。引値ベース同士では当然最安値は更新していない。その意味では日経新聞夕刊の書き方が最も適切だった。ちゃんと「引値での安値を一次割り込んだ」と書いてあったから。

以前に独り言でもコメントしたが今回の安値更新は昨年4月の日経225採用銘柄入れ替えによりハイテクの値嵩株が組み入れことが大きな要因となっており、TOPIX(東証株価指数)が安値を更新していないことを見ても明らかなように株式市場全体が1998年の水準を下回ったとは言えないところがある。

しかし、「日経平均株価の最安値更新は銘柄入れ替えが原因で悲観することは無い」というのは大嘘で、株式市場全体、いや日本経済自体が悲観的な状態にあることは疑いの無い事実である。宮沢財務大臣は「日本のファンダメンタルズに問題はなく米国株式市場の下落につられているようだ」などと嘯いているが、TOPIXが安値を切った後では「既に時遅し」であることは明白で、現状認識を切り替えて長期的な税制改革、規制緩和などの経済対策(景気対策ではなくて)を早急に実施する必要があろう。

「銘柄入れ替えのせいだ」と叫びたいのは、日経平均株価が対象となっているオプションを扱っている人達、特にプットを売っている人であり、悠長なことは言っていられない。首の皮一枚でザラ場安値の更新は免れたものの、いつ日経平均株価がザラ場安値を更新してもおかしくは無く、実際先日もリンク債は12月に引続きヒットされていたものが見られた様だ。指数を相手にする怖さでもある。


平成13年2月22日の独り言「トルコ・リラ変動相場制へ移行か

トルコ情勢の不安による通貨の変動の裏にはトルコリラに絡むキャリートレードの存在があるがそのことについて記述しておきたい。

これまでトルコリラはマネージドフロート制(クローリング・ペッグ制)を採用していた。これはバスケット通貨(米ドル:ユーロ=1:0.77)に対して一定の比率(例えば月2.1%)の割合で減価していくように中央銀行が金融政策や為替介入を通じて誘導するものである。

しかしながら、トルコリラとバスケット通貨の市場金利差が、マネージドフロートの減価率を上回っているため、裁定取引(アービトラージ、所謂キャリートレード)の余地が生じていた。

具体的にはバスケット通貨売りのトルコリラ買いのポジションを持ち購入したトルコリラを市場金利商品で運用(例えば1ヶ月物4.0%で運用)するという形になる。

この場合、バスケット通貨の調達コスト(例えば米ドルの調達コストが月0.5%、ユーロの調達コストが付き0.3%だと仮定すると上記の比率1:0.77で言えばバスケットの平均調達コストは約0.4%/月となる)に、トルコリラの減価率を差し引いても、トルコリラでの運用利回りが上回るのであればキャリートレード(裁定取引)が成立することになるのである。上記の仮定に基づけば1.6%/月=(4.0%−2.0%−0.4%)の収益が転がり込むわけだ。

従って、このキャリートレードはこの3つのファクターが安定していれば問題なく美味しい取引となるが、@バスケット通貨の調達コストが急上昇した場合、Aトルコリラでの運用が失敗した場合、及びB(この要因が最も大きいリスクである訳だが)トルコリラの対バスケット通貨での減価率が予想範囲を超えて減価してしまう、即ちリラ安が急速に進んだ場合はキャリートレードが成立せず失敗に終わり手仕舞いを余儀なくされるということになるのだ。

>>>明日に続く。


平成12年2月21日の独り言「御礼12500件」

「あるファンドマネージャーの独り言」へのアクセス件数が一昨日、12500件を突破しました。ありがとうございます。

先日お伝えした「ネットランナー」の件であるが、発売された「ネットランナー3月号」を見て驚いた。この「あるファンドマネージャーの独り言」のURLが掲載されてしまっているのだ。筆者の返信が先方の締め切りに約3時間程度遅れたことが原因であると思われ、既に原稿が出来上がってしまっていたものと推察されるものの

*********************************

「「お返事遅くなりまして大変申し訳ございません。「ネットランナー」掲載辞退の件、承知致しました。また機会がございましたらよろしくお願い致します。」」

*********************************

という返信をいただいていただけに、残念である。

ただ、筆者が想像していたものよりも控えめであり(どんなものを想像していたのか?そんな大きく採り上げるわけ、ねーだろう f(^^;)、現在のところアクセス件数にも何ら支障は出ていないことから、今後の経過を見ていきたいと思っている(このHPはグローバル・ボンド・サイトであるのですが、為替のサイトと紹介されていたのにはちょっと残念さも感じましたが、牛熊i-modeさんと同列に並んでいたことには少し嬉しい気持ちもあります…)。しかし、今後も読者の皆様方のための特定小数を対象にしたサイトであることに変りはありませんので引続き宜しくお願いします。

<<おまけ>>

「ネットランナー」に紹介されたことから、“あるファンドマネージャーの独り言”にも「ソフトバンクVコード」が付けられている。 i-mode携帯からソフトバンクV(http://sb-v.net/)にアクセスして、このVコードを入力すれば、あっと言う間に「あるファンドマネージャーの独り言(i-mode版)」にアクセスできるので、こうなったら逆に活用して欲しい。Vコードは“V0883”である。ちなみに「牛熊i-mode」は“V0877”だ。


平成12年2月20日の独り言「フィリッパ大統領副補佐官講演会F」

6.経済減速と円高進行

通常、一国の経済が悪化するとその国の通貨は弱くなるのが普通である。しかし、日本の場合であれば円安が進むはずである。しかし、過去の経験からも明らかなように、なぜか円高が進む。その理由は日本人の投資パターンとして、経済が悪化した場合、本来収益機会を見つけて投資すべき資金が収益機会を無視して、資金の安全を重視するために起きることが指摘できよう。言い換えれば、日本人は経済が悪化すると守りに入り、国内への資金環流を起こしてしまう。それは強さではなくストレスから来るものである。

以上がフィリッパの講演内容である。11月に聞いた時と比べると大統領も決まり、かなり方向性が見えてきた様子で切れ味が良い。聞けば聞くほど米国の健全性が浮き立ち、投資したくなって来る。1月からの米ドルの巻き戻し(一人勝ち)の背景が説明されたようにも感じる。

しかし、ヨーロッパ中央銀行が2月のECBレポートで米国と日本の景気に懸念を表明しているのと好対照で面白い。ただ、どちらにも共通しているのは日本の景気に対して下ブレ・リスクが大きいと懸念を持っているという点である。構造的でもあるこの問題を日本は他国に言われるまでもなく解決する必要があろう。


平成12年2月19日の独り言「フィリッパ大統領副補佐官講演会E」

5.日本経済

非常に悲観的であり、現在の状況(バランスシート不況)は当面続くことから、構造改革が必要。マーケットで円安は日本経済にとってプラスであると考えているが、実際は違う。

*円安が良くない理由としては

@アジア経済へのダメージ:円安により日本の米国、アジア向け輸出が増加するが、97年のアジア危機のことを思い出せば、どちらが良いか分るはずだ。

A JGBマーケットへの影響:JGBマーケットは94%が日本人の資金である。日本の投資家は投資先として、JGB以外にも現金、国内株、海外が考えられるが、投資先としては現在、消去法的にJGBしかない。また、昨年はユーロに投資して大きな損失を出し、苦い思いをしたことから、日本の投資家はユーロへなかなか行きづらい。従って、米国債券は魅力的であり唯一の扉は米国である。しかし、なぜ米国への資金流出が加速しないのかというと、それは円高のリスクが常につきまとうためであり、もし円高リスクがなければ資金はJGBから米国へ向かい、JGBマーケットの大暴落を意味すると考えられる。

Bエネルギー価格

イメージと違うかもしれないが、日本はGDPの60%を原油価格に依存している。1バーレル20ドル以上の原油は日本にとってコスト高い。それに加えて円安が進行すれば、GDPに大きなダメージを与えることが想定される。

以上から円安は決して日本にとっても良くない選択と言えるのだ。

>>>明日に続く。


平成12年2月16日の独り言「フィリッパ大統領副補佐官講演会D」

4.ドル高政策について

*アメリカは強いドル高政策を継続する。ただし、フリー・マーケット(介入には否定的)であり、為替のレベルは特に関係ない(政治的な理由でドルの価値を変えたくない)。それは、アメリカが海外資金に完全に依存していることを充分承知しているにも係らず、産業界(例えばGM)を救って、アセット・マーケットがクラッシュするような政策転換する事はありえないからである。

*政策転換しないにもかかわらずドルが売られた場合はどうするか?

先ず何故売られるか?ということを考える必要がある。売られるとすれば米国経済が回復しないとマーケットが判断しているためだ。従って、介入を行っても根本的な解決策にはならないことは明らかである。ドルを安定させるためには、更なる財政、金融政策を打ち出して、マーケットの不安を払拭することが一番。つまり、ドルが売られるのは通貨が悪いのではない。

>>>更に来週に続く。


平成12年2月15日の独り言「フィリッパ大統領副補佐官講演会C」

3.欧州経済について

一般的には米経済は減速、欧州経済は安定的とマーケットは考えているが、そのように考えていない。

前述の@ABともに米国に比べて劣っているからだ。

理由としては

(1)ドイツ、フランスは減税したものの、効果は限定的。財政面での追加策の余裕はない。

(2)インフレ:アメリカは過去9年間にわたってインフレなしでの成長を経験しているが、欧州は6ヶ月の成長ですでにインフレが始まり、1年半でインフレターゲットの上限を突破した。

欧州では投入単価の上昇=製品単価が上昇、故に企業の利潤は落ちないが、最終価格への転嫁により個人消費が落ち込む。ドイツは選挙前で成長率を下げたくないのであるが、2.8%→2.5%へ減速と言われている。それも実際はもっと低くなるだろう。

(3)人的にも、生活保護政策が厚く、経営側もアメリカのようなドラスティックな改革は困難。

以上(1)(2)(3)から考えると欧州と米国どちらが早くリカバリー出来るか?答えは明白である。

>>>明日に続く。


平成12年2月14日の独り言「フィリッパ大統領副補佐官講演会B」

2.米国株式下落による個人への影響

米国民の株保有比率は確かに高く、今回のナスダックを中心とする株下落によって個人の消費に影響を与えることは間違いないが、以下の理由から影響は限定的と考えられる。

米国では65歳以下の人は株売却時の税金が高いため、超長期保有を基本としている。401Kも然り。

経済への影響(Wealth Effect)を把握するため行われたある調査によると、平均的な家計(年収28,000ドル)の保有資産に占める株の比率(除く401K)はほとんどゼロであるとの結果が出ている。

投資家、個人ともにここ数年間はダウが高値圏にあると考えていたため、決して高値掴みをしておらず、世の中で言われているほど個人は影響を受けていないのではないかと考えている。

資産価格について注目しているのは株よりもむしろ地価である。個人は自宅を担保に借入れを行ってきた。現在はまだ地価が上昇しており、今のところ問題はないと思われるが、もし、今後地価が大幅に下落するようなことがあれば、米国経済の楽観的な見通しを修正しなければならない。

>>>明日に続く。


平成12年2月13日の独り言「フィリッパ大統領副補佐官講演会A」

先週末に金融政決定会合で公定歩合が引き下げられたことなどから、予定を変更してコメントを発しました。フィリッパ講演会の続きを今週もお届けします。

A金融政策の政策余地

現在、インフレについては極めてうまく管理されている。FEDは多くの政策余地、さらにはそれを行う意志を持っているとの認識。ただし、マーケットは次々と利下げを織り込んでいっているために(3月に50bps)、利下げ余地があるものの、今後の利下げ効果は減る事が考えられ懸念している。

B人的要因(Human Factor

労働者の人的レベル:2世代にわたって仕事を失い、その度に素早く新たな仕事に適応してきた米国人の力は侮れない。また、経営サイドは贅肉を落とすことに関して非常に情け容赦ない。この容赦の無さは投資家側にとっては大きな「買い」材料である。

労働需給面のひっ迫した状態は継続しているため、職を失っても次の仕事が見つかる。従って、米国民は現在の経済状況に対し非常に楽観的であり、異常に高かった支出が多少落ちた程度と考えている。

・政策者の人的ファクター

ブッシュ次期大統領はMBAを持っている初の大統領であり、経営、バランスシートも理解できる。さらに、政府のKey Manであるグリーンスパン、チェイニー、リンゼー、オニールいずれも昔からの付き合いであり、政策面でも結束力が非常に強い。ブッシュは必要であれば非常に積極的な政策をとることが可能だ。

以上@ABの3つの理由から米国経済は安定的と考える。

>>>明日に続く。


平成13年1月31日の独り言「組織における最大効用を引き出す数B

企業組織において当て嵌めてみると、まず大きな捉え方をすると、通常本当に組織の役にたつ仕事をしている2割と、じっとしていたり、うろうろしていたりするだけで役に立っていない後の8割が存在しているということである。2割の少数が8割の多数を養っている構図である。

ただ、企業はその活動において各部門、部、課に細分化した組織運営を行なっている。最も小さな組織単位が10人以上で構成されていた場合は上記に照らすと不幸である。自然と無意識のうちに、怠ける(というよりは自己の潜在能力以下の仕事しかしない)メンバーが8割程度、出て来るということだからである。その組織単位が3人で構成されていれば幸運と言えよう。お互いの能力を最大に引き出す可能性が高いからだ。

従って、組織の最小単位が10人程度の場合、その組織の下に各3名づつのユニットを更に組成することがチームの潜在能力を引き出す有効な手段となると期待できる。巨大な組織ほど起こり易いこの非効率(無意識の怠惰)に対し、「モチベーションを高める自然界の定数」効果によって生産性を回復させる事は非常に有効であると考えられる。

<おまけ>飛ぶ鳥を落とす勢いの人気プロデューサーと言えば昔は小室哲也、今は“つんく”であるが、その“つんく”もこのユニットをうまく利用して「モーニング娘。」の活性化を図っている。10名に近いメンバーのモチベーションを上げる、または保つためにユニットを作るという、これまでのアイドル・グループにはなかった戦略を採っている。たんぽぽやプッチモニなどのユニットを立ち上げメンバー一人一人のレベルを短期間に引き上げるという方法である。当然10名の中で、のほほんとしているのと3名の中で観客から見られるのでは練習の気合が違うというものであろう。それによって一気にブレイクした典型が“ゴマキ”こと後藤真希だと思われる。――ちょっと、おたくっぽくなってきたので、この辺でやめておくことにしよう…。


平成13年1月30日の独り言「組織における最大効用を引き出す数A

2人にした場合はどうだろうか?2人にすると意外に牽制しあうようだ。非常に多くの豆を投げ入れるペアーと一人の時よりもペースの落ちるペアーの二通りに分かれてしまうということである。これはペアーの一方がペースを上げると、もう一方もペースを上げるが、逆に片方がペースを落とすと当然もう片方もペースを落としてしまうからである。

3人のユニットにした場合はどうだろう?これが最も成績を上げるという結果となった。お互いが牽制しあうのは2人の時と同じであるが、作業の遅い人をその他2人が補う行動に出るというポジティブな牽制になっている。遅れている者も付いて行こうと作業の改善を行なおうとする傾向にあるようだ。

この効果は3人のところでピークを迎え、4人になると2対2のペアーに分かれてしまう。即ち2人の積極派と2人の消極派(楽したい派)に分かれてしまうのである。結局、合計の仕事量は落ちて生産性は向上しない。

>>更に明日の独り言へ続く…。


平成13年1月29日の独り言「組織における最大効用を引き出す数

団体行動・生活においてその組織を構成する数というのは、その組織にどのような影響を与えるのであろうか?

社会生活・団体行動・団体生活の中で労働という作業は何らかのモチベーションがなければ生産性が落ちやすい。生き物の中で働き者というと「ありとキリギリス」という童話もあるとおり、あり(蟻)が思い浮かぶ。

しかし、蟻の世界でも良く観察をすると「働きあり」のうち本当に組織の役にたつ仕事をしているのは約2割であるらしい。後の8割はじっとしていたり、うろうろしていたりするだけで役に立っていない。これは世の中の常識らしい。自然界の常識でもあるということだ。

人間の世界でもこの定数は常識らしい。ある実験を行なう。10名の無作為に集めた人々に輪になってもらい大豆を割り箸で一粒一粒、全員の前にある共有する大きな器の中に投げ入れるという仕事を与える。

その後、各個人個人が個室に入り、同様の作業を一人でやってもらう。すると、どうだろう。8名の人が10名共同で作業した時よりも無意識のうちに多くの大豆を器に移したのである。これは一人の方が、@集中力が高まるということと、A10名でやっている時は自分がやらなくても誰かがやってくれるという一種の甘え、他力本願になっていることを表わしている。一人でやる場合はその作業の責任は自分にあるからであろう。

>>明日の独り言に続く…。


平成13年1月26日の独り言「MP3その後」

泥沼化していたMP3訴訟合戦であるが、110日ロイターが伝えたところによると、米上院司法委員会のハッチ委員長は、音楽業界とオンライン音楽交換ソフト技術を提供する企業に対し、インターネットにおける音楽配信への道筋を維持するよう呼び掛けた。

ハッチ委員長は、「未来の音楽政策に関する会議」で、「パイプが制限されれば、音楽制作者側とファンが、この素晴らしい機会を失うことになる」と述べた。 ハッチ委員長はまた、インターネットはアーティストがさらなる収入を得るための潜在力を持っており、その機会を失うべきではないと語ったということである。

コピーと著作権の問題は過去から切っても切れない間柄である。コピーの精度が高まるにつれて、その問題は大きくなってきた歴史がある。特にデジタル化が進めば劣化せずに大量生産が可能になる。悪意のコピー、即ち“にせもの”が街に溢れることも想定されるのである。

当然、著作権者は自分の権利を守ことを考える。しかし、規制により自由度を妨げれば技術の進歩や生産性の向上が妨げられるのも、紛れも無い事実である。また、アーティスト自身も、ハッチ委員長が言うとおり、その素晴らしい機会を失するのは疑いない。極力、規制を排除出来たものが世の中全体に発展と利益を与えるものと思われる。

ところで、ユニバーサルとの和解後急進したMP3.comのその後の株価動向であるが、あの$9.50がその後の高値で、11月下旬にはNASDAQの下落とともに$6へ下落。その後も12月中旬には$3へ下落となり、訴訟中の株価に戻ってしまったのである。ちなみに本日の引け値は$4.96875である。


平成13年1月25日の独り言「ユーロ/ドル・テクニカル・アップデート

ユーロ/ドルのチャートであるが、ちょうどマイナーな変化日を迎えた直後であり、変化日は2月の23日が予定される。

価格軸については0.8960〜0.9650が観測される。その間の重要なプライスは0.9040、0.9190、0.9420の3つである。

現状のテクニカルは短期指標が売り支持に転じていたが中期指標も陰転し、戻り売り圧力の強い中、下値を試す展開が示唆されている。

チャート的にはユーロは目先の上値を試し終わり、下限のレベルと堅さを確認に行っているところである。0.90から、0.89辺りで押し目を確認出来れば再びユーロは対ドルでパリティに挑戦することとなる。リバース・ヘッド・アンド・ショルダーを完成させるためには、今回の押し目を0.8845よりも上で形成することが必要条件となる。前述した重要なプライス0.8960の下のサポート・ポイントは0.8740であるが、この価格を付けた場合は、そのチャート形状を崩すこととなる。

ドル/円のテクニカルも昨日指摘のとおり短期指標が陰転しており、ユーロ/ドルのテクニカルと併せて考えると、これまで大きく反発してきたユーロ/円が一時的には、最もボラティリティを上げそうであり、大きく調整を受ける可能性が高い。ご注意を…。


平成13年1月24日の独り言「 ドル/円テクニカル・アップデート

ドル/円のテクニカルであるが、中期指標が買い支持の中、先週末に短期指標が売り支持に変化し、押し目買い圧力の強い中、下値を試す展開に移行した。

チャート上の変化日は32日で雛祭り天井が観測される。その間のマイナーな変化日は131日となっている。

縦軸のプライス面であるが、113.70〜122.80という比較的広いレンジが用意されている。その間の重要な価格も116.00、116.75、118.25、120.50の4つが観測される。

昨秋からのドル円の動きは、本当に速く1ドル/105円から1ドル/120円辺りまで円はドルに対して急落したのであるが、その動きは、同秋口までのユーロ/ドルの動きに似ている。

ユーロは1ユーロ/0.95ドル辺りから1ユーロ/082ドル程度まで急落した。円は前述したとおり1ドル/105円程度から1ドル/119.90円までの円急落。しかし、これを別の見方で言い換えると面白い。1円=0.009500ドルから1円=0.008340まで下落したということなのである。ユーロの0.95ドル――>0.82ドルまでの急落と数字が似ているのだ。そう考えてみると、円がユーロと同じように0.0082まで下落すると推測すると、これは121.95(=約122円)という数字が観測できるのである。予想フレームの上限である122.80とは少しズレるが、結構面白い数字である。ご参考までに…。


平成13年1月23日の独り言「12000件」

アクセス件数が12000件を突破しました。ありがとうございます。

先日、 あるファンドマネージャーの独り言管理者様あてということで、◆掲載許可依頼◆というメールが舞い込みました。内容は以下のとおり。

「突然ではございますが、このたび『ネットランナー』(発売元:ソフトバンクパブリッシング)という雑誌にて、「使えるiモードサイト800()」という特集を組むことになり、こちらのサイトを紹介させていただきたいと思いご連絡致しました。もし、掲載に関して不都合がございましたら、お手数ですが118日(木)までに、その旨ご絡いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。編集:アクセスインターナショナル」というものです。

それに対しまして、本ホームページの主旨に基づきまして、以下の様に返信致しましたのでご紹介しておきます。

「ご丁寧にメールを頂きましてありがとうございます。よく、「あるファンドマネージャーの独り言」などというHPを見つけられたと驚いております。

「独り言」の中にも記載していますがあまり、読者を過剰に増やさないことにより建前だけの文章に留まらず、本音のトークを展開していきたいと考えています。

具体的には私募投信の基準の顧客50名以内とか、最大でも米SEC基準でディスクローズしなくても良い100名とかを一日のアクセス件数の限度とし、特定小数の読者を対象にレポートをして行きたいと考えています。

御社の『ネットランナー』はレベル・人気共に高く、読者も多いものと思われます。大変僭越ではございますが、当ホームページ(あるファンドマネージャーの独り言)への1日のアクセス件数が50〜100を超える様なことになった場合(ないとは思いますがf(^^;))当初の目的を果たすことが出来ないことが考えられ、申し訳ございませんが、今回は辞退させていただければと思います。

御社の目に留まったことについては、とても光栄なことと思っております。今後もご期待に沿える様、中身の充実したホームページを目指しますので、引き続き「あるファンドマネージャーの独り言」を宜しくお願いします。また、ご意見・御感想もお待ちしています。」

というものであります。今後ともこれまでのペースで読者の皆様方のためのサイトとして頑張りたいと思いますので、どうかご協力いただければ幸いです。今後とも宜しくお願いします。 tetzu


平成13年1月22日の独り言「 JGB FUTUREテクニカル・アップデート 」

19日に変化日を迎えたJGB先物であるが、反転ではなく、フレーム替えの様相を呈している。変化日19日の長引いていた日銀金融政策決定会合後の会見では「次回会合までに資金供給の新しい手段について検討する」旨のコメントが発表され、ナイト・セッションで先物は急進し136.97まで付けた。本日136.65をギャップアップ・オープンし、窓が埋まらなかったことから、要注意である。

次の重要な変化日は327日となっている。但し、その間のマイナーな変化日は2度観測され、一つ目は222日、2つ目は35日である。

また、重要な縦軸を構成する価格軸であるが、これまで重要なレジスタンス・プライスであった136.65の上に137.40と少し離れて139.70が認められる。

テクニカルは短期指標・中期指標共に買い支持で、押し目圧力の強い中、上値を試す展開が想定される。取りあえずレジスタンスを明確に抜けてきており、ミニマムターゲットは上記137.40であるので136.65までは押し目買いを推奨。但し、136.49までの窓を埋めるようであれば、ロスカットを忘れずに…。


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