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平成13年3月30日の独り言「US BOND FUTUREテクニカル・アップデート」
US BOND FUTUREのテクニカルは5年債先物、10年NOTE先物などと比較して非常に悪い状況である。短期・中期指標共に陰転していることから戻り売り圧力の強い中、下値を試す展開が推測される。
価格については103−22〜108−29という大きなフレームが見られるが、その間の重要なプライスは106−22と104−14+の二つである。
日柄については4月早々(5日)に変化日を迎えるので注意が必要である。また、その次の変化日は6月8日が観測される。その間のマイナーな変化日は5月8日の連休明けが当たっている。
今の5年先物などとのねじれたテクニカルはイールドカーブに多大な影響を与えるだろう。LONG BONDのロスカットが続く中、中短期債は上値すら試すからである。従って、テクニカルからもイールドカーブのスティープニングはサポートされており、しばらくの間継続しそうだ。但し、BOND FUTUREのテクニカルが陽転した時には非常に大きなフラットニングが起こる可能性も秘めていることから、イールドカーブ・プレーヤーもBOND FUTUREのテクニカルを注視する必要があろう。それが5日から起こるかどうかは6日の雇用統計が握っていよう。
平成13年3月29日の独り言「LONG GILT FUTUREテクニカル・アップデート」
英国長期債先物のテクニカルも怪しい動きとなっている。特にMFRが撤廃の方向に進み始めたことからイールドカーブにはスティープニング圧力(正常化圧力)が掛かってきており、15年国債先物であるGILTの先物には売り圧力となっている。
縦軸を形成する価格については120.90−116.30というレジスタンスとサポートが見られ、その間には117.85と118.60という2つの節目が存在する。MFRに絡む思惑で32年債は大きく動く可能性が高く、ボラティリティは高水準が継続しよう。
波乱の元凶である32年債の入札を昨日終えたが、未だ32年債には波乱の動きが想定される。実は日柄としては昨日変化日となっており、次のトレード・フレームへ移行した。次の変化日は5月31日で、その間のマイナーな変化日は4月30日が観測されることから毎月末に注意が必要だ。
現在のテクニカルは短期指標・中期指標共に売り支持で、戻り売り圧力の強い中、下値を試す展開が示唆されている。BOEはこうてい疫の経済への悪影響とインフレ懸念の低さから追加の利下げを来月初にも行なおうとしており、中・短期金利が大きく金利低下しているが、短期金利が下がれば下がるほど長期金利が上昇してしまう現在のイールドカーブは、これまでの歪みの大きさを示しているのは言うまでもない。
平成13年3月28日の独り言「 JGB FUTUREテクニカル・アップデート」
JGB FUTUREについては以前よりご案内のとおり、昨日3月27日に変化日を迎えた。テクニカルはその前の26日(月曜日)に短期指標が売り支持を示唆し、ロングからニュートラルへの推奨を行った。現状押し目を待っている状態でである。ターゲットは2.28金融政策決定会合窓(138.25−138.64)&鉱工業生産指数窓(137.86−138.03)であったが、既に一つ大きな窓を埋めてしまっている。
正直なところ、こんなに早く&速くターゲットに達するとは思っていなかった。一旦、買いを入れても良い水準と思うが、あまりに下落スピードが速かったことからマーケット・ポジションは相当悪いと考えた方が良い(短期指標が売り支持であることから、押し目買い圧力は強いものの、下値を試す力も強いことを認識)。
但し、その買いについても今週末(月末)に139.12まで反発して大引けを迎えられなければ中期指標も売り転換し、戻り売り圧力の強い中、下値を試す展開への変化が想定されることからドテン・ショートを推奨する。また、その場合の重要なサポートは相変わらず137.40となる。次の変化日は6月1日で、その間のマイナーな変化日は4月26日が観測されているので付け加えておきたい。
平成13年3月27日の独り言「日経222株価指数」
日経平均株価指数は通常、日経225種平均の指数を指す。しかし、今日の日経平均は222銘柄の平均であり、日経新聞の株式欄の日経平均のところには今日も225種と標記してあるが、敢えて言うなら日経222株価指数である。
この年度末に大手銀行と言われるいくつかの銀行が経営統合するために銘柄が減少する。それに伴い日経225種は銘柄の入れ替えを実施するのであるが、持ち株会社方式で統合する銀行株については後継会社の上場までの期間は銘柄を補充しないこととしたために27日から222種平均株価指数となったのである。
具体的に本日、抜けた銘柄はさくら銀行、東京三菱銀行、三和銀行、東海銀行、三菱信託銀行、東洋信託銀行の6銘柄。替わりに本日から入った銘柄は高島屋、セゾン、ヤマト運輸の3銘柄である。その差の3銘柄が225から抜け落ち222銘柄となっているのである。
今後の予定は3月30日に日本ユニパックが入り223種になって期末を迎え、期初に上場する三菱東京フィナンシャル・グループとUFJホールディングスが3日に加わって日経225種に名実共に戻るという段取りである。
日経平均株価をベンチマークとするファンドは投信に見られることが多いが、期末の断面は銀行株比率が高く、歪んで見えることとなろう。年金等はベンチマークをTOPIXとするところがほとんどであるものの、この期末の経営統合銀行銘柄の動きによって断面や収益率に微妙な差異が生じるのはやむを得まい。特に受託銀行が統合銘柄行の場合、銀行株セクターのポートフォリオの持ち方に当初から歪みがあることが推察され、それがより大きな歪みを生じさせることに注意が必要である。
平成13年3月26日の独り言「EUR/USDテクニカル・アップデート」
EUR/USDのテクニカルは現状短期指標・中期指標共に売り支持となっており、戻り売り圧力の強い中、下値を試す展開が示唆されている。29日にはECB理事会があるが、利下げが後ズレすることによる欧州圏の景気悪化リスクをマーケットは折り込みに行こうとしている。
チャートから見ると左肩の0.8845を割れるかどうかは非常に重要であると考えられる。0.8845を割り込むと昨年10月の安値がボトムだったかどうかが怪しくなるからだ。ただし、今回のフレームに0.8850近辺の節目は最も近いもので0.8880または0.8730しかない。0.8880を割り込むと厳しいことが想像できる。
0.8730の下の重要なサポートは0.8500であり、0.8880より上のチャート・ポイントは0.8960、0.9190、0.9410、0.9490と続く。
また、横軸を形成する日柄については4月2日と4月15日にマイナーな変化日が存在するが重要な変化日は日本がゴールデン・ウィーク中の5月2日に訪れる。日本人が長期休暇でリスクが取りずらいところがピークとなり易そうだ。
平成13年3月23日の独り言「BUND FUTUREテクニカル・アップデート」
BUND FUTUREは3月28日に変化日を迎える。横軸を構成する日柄から見て行くと、次の変化日は5月31日が観測される。その間の重要な日柄は4月の30日である。4月末、5月末と月末に気を付ける必要があるということである。
縦軸を構成するプライスであるが今回のフレームからは106.50−111.10という大き目なレンジが見て取れる。その間の重要なサポートとレジスタンスは108.80と110.35である。
BUNDのテクニカルは非常に強く上値を試す展開が示唆されているが110.35を明確に上抜けない場合は下値固めの動きになりやすい。その場合はこれまで、重要なレジスタンスとなっていた109.50がマーケットには記憶されている可能性が高く、サポートとなる可能性もあるが、現在は既に次のフレームに移行しているということを重視するならば108.80までの押し目も想定する必要があるかもしれないので注意されたい。
平成13年3月22日の独り言「ミール落下A」
文部科学省はロシアから正式なデータの提供を受けて改めて軌道を解析した。その結果、23日午後2時30分頃、島根県から徳島県上空150-170キロメートルを北西から南東に10秒程で横切り、南太平洋に落下することが分った。
同省のミール情報収集分析センターによると、予測されるミールの軌道は誤差などを見込むと島根と徳島を結ぶ線を中心に両側に300キロづつの幅がある。従って、東京に被害が及ぶ可能性は更に小さくなったと言えよう。
但し、ミールの搭載燃料は残りが少なくなっているそうで、エンジンの逆噴射が不十分なものとなった場合には直ぐには落下せずに23日から24日にかけて3回に渡り日本の上空を通過するらしい。その場合ミールが大気圏に突入する場所によっては国内に破片が落ちる危険が生じるとのことである。
結局、ロシアの作業計画が計画どおりに進めば「100%安全と言って良い」らしいが、その計画通りに進むかどうかがポイントであり怖いことだ。政府も屋内退避や船舶の運行自粛などの措置をとるかどうかを検討しているらしい。
まあ、本当に落下してきた場合、屋内退避も気休めでしかないだろうし、ミールに当たるのは宝くじにあたるよりも難しい。それよりも上を向いて歩くなどして交通事故に合わない様にすることの方が大事だ。交通事故に合う確率の方がよっぽど高いからだ。
平成13年3月21日の独り言「ミール落下@」
ロシア航空宇宙局によるとロシア政府は「ミール」に関する省庁間委員会を開き、日本時間23日午後3時半ごろに南太平に落下させることを正式に決めた。
ミールの飛行は航空官制センターで制御されているが、その官制センターによると、ミールは落下直前に日本の本州の上空、高度170キロの軌道を通貨するとのことである。具体的には「東京-広島の間のどこかを横切る」ということらしい。
総重量135万トンのうち大部分は大気圏突入時の摩擦で燃え尽きるが、約21トン分はニュージーランド東方沖に落下すると見られている。文部科学省ミール上方収拾分析センターでは日本上空のコースとはいえ高度が約百数十キロであり、既に算出している「日本の人家に危害を与える影響は1億分の1」に変りはないことを発表している。
まあ、注意していてどうなるものでもないし、相当丈夫な家かシェルターの中に避難する他避けようがないが、23日の頭上には注意しましょう。