


EXPRESS
「愛してる人とピーしてる」という携帯電話の広告がありましたが、「ピー」というのは、英語で「おしっこする」という意味ですから、日本にいる(そういう趣味のない)英米人は、日本人は変態だと思っているのではないでしょうか。
同じく、留守番電話で、「ピーという音の後にメッセージをどうぞ」というのも余りぞっとしません。
これが日本ならまだしも、外国でも、'Please leave your message after the tone of Pee'とやっている日本人がいますが、こうなると国辱モノです。


(2001年1月)私的な事情で長らく留守にしました。メールアドレスなども更新しましたのでご感想をお寄せ下さい。
ナショナルトラストの紹介数を増やせとの強いご要望に応え、「ロンドンから日帰りで訪ねるナショナルトラスト」を大幅に増やすと共に、ヨークシャーのナショナルトラストのページも新設しました。今後とも徐々に増やしていきます。 尚、ナショナルトラストに行く際の道路に付いては、英国観光局から道路地図を入手するか、英国内の売店でAA(Automobile Association)の地図を購入して下さい。
ご感想は引き続きy.ando@pep.ne.jp宛お寄せ下さい。(メールアドレスが変わりました!)

(2001年2月24日)今欧州で大問題になっている狂牛(Mad Cow)病は、既に80年代から英国で発生し、90年代後半にはその牛肉を食した人間に感染し、CSJという狂牛病同様の症状を発生させる恐れも指摘されていました。 初期の英国の報道では、2児の母親が次第に記憶を失い、言語不明瞭になり、最後は脳がスポンジ状になって死亡するというショッキングな例がありましたが、こういう例がこれまでに頻発して人々を恐怖に陥れています。 狂牛病報道の初期には、英国内でも各スーパーが「大陸産の牛肉」「スコットランドの牛肉」などと銘打って牛肉を販売していましたが、狂牛病が今は大陸にも蔓延しているとなると、意味があったのかどうかというところです。 CJSは、感染から発病までの潜伏期間が5年とも10年とも言われており、注意が必要です。

(2000年4月28日)私が訪れた3月末の英国は暖かかったです。街は、数年前に林立していた"To Let"(オフィス空室あり)の看板が消えて、活気が蘇っていたのが印象的でした。 National Trustは、ビクトリア朝の名宰相、ディスラエリの家であるHughenden Manorなどを訪ねてみましたが、その威容には圧倒されました。機会があればご紹介して行きます。 (3月21日)今週は久し振りに英国の空気を吸ってきます。National Trustも今週末あたりから開き始めます。
(2月2日)私事で少々忙しく、アップデート出来ないでおりました。ごめんなさい。
さて、英国の医療制度を少し見てみます。英国は、昔から、「ゆりかごから墓場まで」という福祉制度の充実で有名ですが、
実態は決してバラ色ではないようです。英国の公立の医療システムは、NHS(National Health Service)と呼ばれ、
英国にいる限りは、外国人も含め、医療費は一切かかりません(厳格には外国人にも一定の資格が要ると言われますが、固いことを言う人はいません)。
然し乍ら、このNHSは、医者の数も施設の数も全く不足しており、普通の病気では、次回の予約が数ヶ月先ということも珍しくありません。そういう訳で、
裕福な階層の人々は、自分で医療保険に入って、プライベートの病院を使うのが普通になっています。とはいえ、急病の時は、市内に必ずNHSの救急病院があることが、
旅行者にとっても有り難いことではあります。でも、救急病院といっても、受け付けてから診療を受けられるまでには数時間平気で待たされますから、
辛抱が肝心です。
(11月16日)英国土産は何がいいでしょうか、と聞かれることがありますが、英国のいいところは、 その人の価値観に合った商品が揃うということでしょう。Wedgewoodの陶器、カシミヤのセーター、Fortnum & Masonの紅茶、Peter Rabbitの小物、Golfグッズ、Short Bread・・なんていうのは まあ、無難な選択なんでしょうね。でも、私なら、@Boots薬局のOraldeneといううがい薬(少々の風邪や口内炎なんかはすぐに治る),AWaitroseスーパーマーケットの「シーザース・サラダのもと」、 BSelfridgeデパート1階食品売り場のSalt Beef、なんていうのが欲しいですね。King Streetのアンティークの家具や、趣向を変えてSnookerセットなんていうのもいいですが、どちらも持ち帰りは出来ないですね。
(10月26日)英国はもう初冬で、暗くじめじめした気候が始まっていますが、こんな時、薄暗い湿った空気の中に、街角のパブ(Pub)のほのかな 明かりを見ると、何かほっとした気分になります。パブには、観光客向けのもの、都会の真ん中にあって誰でも入れるもの、そして、各地域にあって、その地域の人のコミュニティーセンターの ようなもの、と、大きく3種類あります。更に、ビール会社が経営する所謂Tied Pubと、独立系のUntied Pubがあります。 Pubでは、ラガーと言われる、日本で普通のビールも、ワインも楽しめますが、やはり、エールと呼ばれる地ビールをお試しあれ。それから、パブには、英国ならではの食事も用意されています。 英国の本当の味はパブにあり、です。これもお忘れなく。ところで、このパブも、ほんの少し前までは、労働者階級と資産家の入り口が違っていたのです。 今でも、地下と1階、1階と2階などで、造りが違うパブがありますが、その名残です。では、乾杯(CHEERS)!
(10月12日)この季節、りんごが美味しいですね。英国では、日本のような蜜入り・高級なりんごは見られません。その代わり、 酸味が強く小ぶりな、「コックス」などの赤りんごが有名です。これを、皮ごと丸かじりしている英国人をあちこちで見かけます。ええ、 勿論、ニュートンが重力の法則を発見したのも英国りんごの木です。
(9月21日)住民投票の結果、Scotlandに独立議会が設置されることになったことは既にご承知の通りです。 英国は、連合王国(United Kingdom)という正式名称の通り、England, Scotland, Wales, Northern Irelandの連合国なのです。 各「国」の独立性は制約されているものの、実際には言葉(Walesの場合は公用語自体、英語とWales語が併用されています)も習慣も違い、Englandへの対抗心は 強いので、今回の事態は自然の成り行きでしょう。そもそも欧州統合は異文化の統合ですから、英国の中だけで異文化をくくっておく必然性は薄れているのです。 尚、Northern Irelandは、宗教問題もあるので、ますます事態が混乱しており、新政権は、今後の対話の中で、今回のScotland同様の自治の拡大(或いはIrelandとの 共同管轄)を認める可能性が強いでしょう。
(8月31日)ダイアナ妃が事故で亡くなったという衝撃的なニュースが入ってきました。ご存じの通り、ダイアナは、1981年にチャールズ皇太子と結婚し、昨年離婚しています。 ダイアナ妃が登場して以来、英王室は一気に国民との距離を縮め、また、マスコミの標的にもなってきました。 ダイアナは、別居してからも、Tシャツとジーンズで子供たちとマクドナルドへ行くなど、所謂「普通の親子」を演じて話題になっていました。 皇太子の離婚という事態に際しては、18世紀以来前例がなかったこともあり、将来の国王の資格を巡って論争が巻き起こされていましたが、 そんな中でも、マスコミ(特にBBCのPanoramaという番組でのインタビューは有名)を巧みに利用して国民の支持を得ていたという面もあります。 そんな彼女が最後はプライバシーを侵害するマスコミから逃れる途中で事故死するというのは、皮肉です。やはり、王室というのは一定の距離を置く存在であるべきだったのでしょうか。 いずれにしても、最後は、彼女もマスコミも、その関わりかたに少しバランスを欠いていたのではないでしょうか。今回の悲劇で、英国ではそのあたりの議論が沸騰するのではないかと思います。
(8月17日)英国の夏は短く、もうそろそろ秋の気配が漂い始める頃です。 8月最後の月曜日は通常、Bank Holidayと呼ばれる休日ですが、これを過ぎると もう暗くじめじめした季節が来たことが肌で感じられるようになります。休日が少ない英国では、次の休日はクリスマスまでありませんので、9ー11月は仕事に精を出す季節にならざるをえません。 ナショナルトラストのプロパティーも、一部を除いて9月か10月で閉まってしまいます。実際のところ、じめじめした季節は、見学人も少ない上、彼らが泥のついた靴で上がることになり、 採算割れになる他、ボランティア中心の運営ではプロパティーを管理し切れないでしょう。
(8月3日)英国人の趣味と言えば、有名な「庭いじり(Gardening)」と並んで、「散歩(Walking)」が筆頭格でしょう。
都会の人は、広大な公園を歩き、田舎の人は長靴を履いて野山を歩く、という、何の変哲もないことを趣味として挙げる英国人が非常に多いのです。
あなたが客人として招かれた時、夕食の後、「ちょっと散歩」と言って、夜中に皆で外を歩くことになったとしても驚くにあたりません。散歩できる道は、
Public right of wayと呼ばれ、私有地であっても、散歩者の権利は保障されています。今は気候も良く、絶好の散歩日和。
せっかく湖水地方などに出かけるのであれば、しっかりとした靴を用意し、英国人と一緒に歩いてみてはいかがでしょう。
(7月13日)英国の真夏はまさに今です。といっても、温暖なイングランド西部でさえ、最高気温はせいぜい25ー28度程度です。 それでも公園の芝生では思い思いの格好をした老若男女が短い夏を楽しんでいます。また、各地の野外劇場でシェークスピアなどが上演されるのも この時期です。この時期は夜の8ー9時迄明るいので、夕暮れのひんやりした空気の中、観劇に興じるのも乙なものです。
(6月29日)今年のウインブルドンは雨に祟られているようですね。この時期は例年ですと、気候が比較的安定していて、ウインブルドンの街には 早朝からチケットを求める長い行列が出来ています。センターコートと1番コートは、周囲を観客席が取り巻く格式高いコートですが、ここは、主に シード選手の対戦に使われます。この2つのコートのチケットを入手することは極めて困難です。然し乍ら、その他のコートでも実力選手の力強い対戦が 楽しめますし、何といってもその全体の雰囲気が最高です。センターコートや1番コートに来るハイステータスな観客は、1日中試合を観るというより、 その合間に、会場の周辺の広い芝生に設けられたマーキー(Marquee)などで、悠然とランチやアフタヌーンティーを楽しみます。 なかなかチケットが入手できない一般の人なら、もったいなくてコートを離れないでしょうが。ところで、センターコートといえども、夕方遅く行くと、 入るチャンスがあります。というのは、最後まで試合を見ないで帰る人は、そのチケットを所定の場所に寄付し、大会委員の方でそれを更に安く売って 運営費の足しにしているからです。皆様も一度お出かけになっては如何でしょう。
(6月21日)日本は梅雨入りし、不快な毎日です。英国には、勿論、梅雨はありませんが、4ー7月以外はいつも雲が多い気候ですね。 今は英国のベストシーズン。特に夏至には、皆でPimmsと呼ばれる果実酒などを屋外で飲んでベストシーズンを祝います。さて、来週からは いよいよウインブルドンも始まり、気分はいやが上にも盛り上がります。
(6月8日)東大経友会の会報「経友」6月号に、「グローバルスタンダード」に付いて拙文を寄稿させて戴いております。 要すれば、英米のシステムをグローバルスタンダードだとするならば、それが、そもそも多様な人種や社会への参加者を 意識して造られたシステムであることを念頭に置くべきというものです。日本のような排他的な社会では、英米流のやり方でなくても十分に 通用するのです。規制緩和など、「形」から入るのではなく、まずは国民が、多様な参加者を受け入れるだけの度量を持ち、そのための 手段として欧米流のシステムに移行するのでないと、規制緩和の意味がありません。
(5月25日)イングランドは、いよいよSeasonと呼ばれる社交の季節の始まりです。 例年この時期に開かれるChelsea Flower Showに始まり、ダービー(競馬)、アスコット(競馬)、ウインブルドン、ローズ・クリケット、 ヘンリー・レガッタ(ボート競争)、文化的な行事では、屋外のオペラや、Promsという一連のコンサートなど、有名な行事は、おしなべて この時期に集中します。イングランドは、この時期が、気候が例外的に良く、日も極端に長いという事情からです。 「6月の花嫁」(June Bride)が良いとされる風習は、イングランドのこの気候的な特徴を知らないと判らないのではないでしょうか。
(5月10日)先週の総選挙では、事前の予想通り、ブレア党首率いる労働党(Labour Party)が圧勝しました。 保守党(Conservative Party, 通称Tories)政権下での英国は、欧州随一の経済成長を保っていたにもかかわらず、保守党は 惨敗しました。その理由は色々言われていますが、まず第一に、欧州に対する懐疑派(Euro Sceptics)と親欧州派の勢力が拮抗している Toriesでは今後の政策のブレが大きいと思われたこと、第二に、サッチャー政権以来長期に亘るToriesの支配に飽きがきていたこと、そして第三に、ブレア党首の 個人的魅力でしょう。若く知的で女性に人気の高いブレア党首のもとで、労働党はその性格を大きく変え、国有化・ストライキ・財政赤字による高福祉というような昔のイメージを 振り払い、寧ろ親欧州の性格が強い分、安心感さえ出ていました。それでも、労働党になって企業に対する増税懸念が以前より増すなど、不安要因もあり、 今暫くはブレア党首の舵取りが注目される処です。
(4月27日)英国は、これから7月中旬までがベスト・シーズンです。晴れた日が増え、気温も日中は15ー20度位迄上がるので、 そこらじゅうの芝生で、気の早い若者が裸で寝そべる光景に出くわします。郊外の農園(Farm)では、PYO(Pick Your Ownの略)といって、 一般の人が自由に野菜を採らせ、量り売りをする処も多いのですが、今はアスパラガス、5月からは いよいよイングランド名産のイチゴが収穫期を迎え、多くの人々を引き付けています。
(4月12日)これから夏までにロンドン北部を訪れる方にお薦めしたいのは、観光地ではなく、美しい公園巡りです。 例えば、今の季節、地下鉄Golders Green駅から徒歩5分のGolders Hill Parkの中の庭園は、色とりどりの 美しい花で彩られ、必見です。Camden Town近くのPrimrose Hillは、101匹わんちゃんの舞台ですが、ここから ロンドン市街が一望出来、壮観です。そして、何といっても、6月以降は、Regents ParkのInner Circleの息を呑む程美しいバラでしょう。 バラは、英国の国花。その理由が一目で判ることと思います。いずれも、勿論、入園無料です。
(3月30日)ナショナルトラストには、多くの貴族の館が含まれています。ところで、英国には、今でも千人を超す数の貴族が存在します。 貴族は一般にロード(Lord)と呼ばれますが、それにも序列があって、まず、世襲貴族は、上から順に、デューク(公爵)・マークイス(侯爵)・アール(伯爵)・ バイカウント(子爵)、更に、世襲貴族に限らなければ、その下に、バロン(男爵)、そして一代貴族が続きます。ところが、こうした貴族たちは、 貴族院で政治に参加することは出来ますが、基本的に歳入はゼロ。反面、その広大な土地や屋敷には膨大な税金がかけられますので、貴族といえども、 なかなか生活は厳しいのです。無論、貴族の中にも、企業の重役に納まったりする有能な人もいますが、そうでない人は、自分の家屋敷を有料で公開するか、 或いは、税金と維持経費を節減する為に、家屋敷をナショナルトラストに寄託するか、ということになるのです。 これが実は英国のナショナルトラストの質を支える陰の要因です。
(3月22日)ロンドンの中心は、テムズ川の北側ですが、ここに住む白人の比率は決して高くありません。勿論、テムズの北にも、 高級住宅街として知られるハムステッド(Hamstead)などの地域がありますが、 最近では、相応の家柄の英国人の多くが、テムズの遥か南のケント州かサリー州に住み、ロンドンのウエストエンドやシティーに通勤しています。 英国は70年代末まで、コモンウエルス(英連邦)の移民(西インド諸島の黒人、アジア系、中東系など)に対して寛容でしたが、各国の独立と共に大量の移民(特にインド・パキスタン系)が 押し寄せた為、移民法が厳しくされました。然し乍ら、既に大量に住み着いた移民達は、主にロンドンの北から東にかけて、人口の相当割合を占めるようになりました。 こうした移民たちは、英国の手厚い福利厚生に恵まれ、地元の学校にイスラム教を導入することを要求し・・・・というわけで、どうしても 白人達と対立しがちです。そういうわけで、英国でも、時々、ロンドンの東(East End)などで人種差別に抗議する暴動が起きたりします。 今回の香港返還に際しても、移民の受け入れは、当初想定されたものよりも、大幅に後退したものとなりました。
(3月16日)日本では卒業式の季節です。英米では、学期は9月に始まり、6月に終わるので、卒業式は大抵6月に行なわれます。
卒業式には、ガウンと角帽という正装で集まり、親兄弟を含め、皆で卒業を祝うのが習わしです。
ところで、卒業のことを、Cambridgeなど英国の一流大学や、米国では、
"Commencement"(始まり)と言います。卒業は、「終わり」ではなく、「始まり」なのです。新卒業生の皆さん、頑張って下さい。
(3月9日)言葉は時代と共に変遷していくものですが、それと「言葉の乱れ」との区別は難しいところです。
例えば、日本に帰ってきて、非常に気になるのが、目上の人に向かって、「・・・・じゃあないですか(「な」にアクセント)。だから、・・・」という言い方です。
このような誤った使われかたが、あたかも丁寧語のように蔓延しているのが現状のようです。「ら」抜き言葉や、「意外と」(正しくは「意外に」)なども、すっかり定着しています。
英国でも、上流階級の間では、テレビなど公の場での英語が、だんだん、ロンドンの下町言葉であるコクニー(Cockney)訛りに侵食されつつある
現状を嘆く声が聞かれますが、これも、言葉が時代とともに変遷している証拠なのでしょう。

Thank you for connecting to my page.
I've been living in Swiss Cottage, London for eight years after I had spent two years in Chicago, Ill.
What I'm trying to do here is to highlight differences in the cultural aspects between England and Japan.
I would be grateful if you could give me any suggestion re: this page.
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Y.Ando
