(1)DEVON のナショナル・トラスト

今回は、イングランド南西部に位置するDevon地方のナショナルトラストのいくつかをご紹介します。
Devonは気候が温暖で自然を満喫出来る地域として、
英国人の間では人気抜群の地域です。
東は日本でも人気が高まっている風光明媚なコッツウオルド、
西はケルト・アーサー王伝説の地、コーンウオールに接しています。

ロンドンからは、British Rail、或いは車でM4-M5-A38ルートで、Plymouthに出れば、
Devonの丘陵地帯、Dartmoor Forest迄は間近です。
ロンドンから、車で3ー4時間見れば十分でしょう。

尚、Englandのナショナルトラスト(2)ロンドンから日帰りで訪ねるナショナルトラスト
(3)ヨークシャーのナショナルトラストもご紹介中。


Dartmoor Forest

Dartmoor ForestはPlymouthの東北に位置する丘陵地帯で、
中には数多くのハイキングコース(Trail)が用意されています。
渓流ではサケが釣れ、丘陵には野生のポニーが遊ぶ、
実にのどかで美しい地域です。
この地域の主要部分はナショナル・トラストが保有しており、
又、周辺部には、数多くの歴史的建造物が
同じくナショナル・トラストによって維持運営されています。

ナショナル・トラストの主要なものだけでも、
以下のようなものが春から秋まで(一部は冬も)公開されています。

Buckland Abbey.....700年の歴史を有し、16世紀にはSir Francis Drakeが保有。薄暗い建物内部にはDrakeの戦いの跡など展示。
The Church House....もとは16世紀の醸造所で、今でも村の集会に使われている。
Castle Drogo........Sir Edwin Lutyensが建てた20世紀初頭の城(後述)。
Compton Castle......14-16世紀にGilbert家が建てたマナーハウス。
Coleton Fishacre Garden.Lady Dorothyによる8ヘクタールに亘る庭園で、英国は勿論各国の植物が生息。大人の散策に。
Saltram House.......Devon一と言われるGeorge二世時代の邸宅。内装も見事(後述)。
Finch Foundry.......19世紀の水車利用による「村の鍛冶屋」。小さいけれど面白い。
Saltram House

George二世様式の邸宅。季節の花に彩られた広大な庭園に建つ白亜の建物は美しい。
建物の中は、あらかじめ入場時に決められた時間に入ることが出来るが、美しいシャンデリアのかかる広間、英国式ダイニングルーム、 そしておびただしい数の書物を収納している書斎など、いずれもReynoldsやKauffmannなど著名な画家による絵画が飾られ、思わず息を呑む。 勿論、ティールームでは昼食やアフタヌーン・ティーが楽しめる。

交通:Plymouth中心部から東へ約3.5マイル(約6キロ弱)。バスの場合はPlymouth Citybus 20/A, 21, 22/A, 50/1で。
公開:4月1日から10月31日(除・金曜・土曜)。庭園は3月2日から公開。
入場料:5ポンド20ペンス。ナショナル・トラスト会員は無料。


Castle Drogo

Dartmoorを見下ろす高台に、Sir Edwin Lutyensが建てた「20世紀の城」。
伝統的な英国中世の城の様式を守りつつも、現代文明も適度に取り入れている。
薔薇の庭園も美しい。

交通:Dartmoor Forestの東北部にある。Devon入り口の町Exeterからの方が近いが、Dartmoor Forestを車で回る場合は通り道。Exeter駅からバスの場合はDevonBus359。
公開:4月1日から10月31日(除・金曜日)。
入場料:4ポンド80ペンス。ナショナル・トラスト会員は無料。


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